生涯現役という理想

遠江です。

いまこの国の社会問題は、人口構成の高齢化と、若年層の税負担の増加です。

このままいくと、高度福祉国家となって、社会の活力が奪われていくのですね。

「生涯現役」というのは、この問題を解決する特効薬だということを知ってください。

生涯現役を実現することによって、個人も国家も幸福繁栄していく道が見えるということ。

生涯現役を達成するためには、思いと正しい努力が必要でしょう。

まず「そうしよう」と念うこと。

そして、何をどうすればいいのか方針を決めること。

そうしたら、あとは努力あるのみです。


◆個人起業は今しやすい

いま世の中は、個人で起業しやすい時代に入っています。

18世紀半ばから19世紀にかけて起きた産業革命は、

それまでの家内制手工業を工場制機械工業に変えました。

小さな起業の大規模化が起こったということですね。

ところがITが、この動きを逆転化させました。

パソコンを個人で持てるようになり、インターネットで通信コストが激減し、電子マネーで集金の手間が省けるようになったので、

大企業のスモールサイズ化が起きているのです。

早い話が、百年前なら一人でやって高収入を上げるのは至難だったのが、

いまは大企業の重役より稼いでいる個人がいっぱいいます。

生涯現役で余裕のある経済生活をすることが可能な時代に入ったことを喜びましょう。


◆ペイパルぐらい使いこなすべし

いま私から出すコンテンツは、基本ペイパル決済を取り入れていますが、

これが個人起業家をどれほど助けている発明か、ご存じですか?

何十人、何百人のクライアントからの集金業務は、ものすごく手間がかかるし、ストレスも相当なものです。

それがすべて自動で行えるという恩恵ははかりしれません。

それにかかる手数料はこちらが払っていますが、それを押してもメリットが余りあります。

しかも、クライアントにとっては振込手数料が要らないわけですから、こちらのほうが安いわけですね。

個人起業をするなら、今度はあなたが使いこなすべきものになりますから、今から慣れておきましょう。

こういう文明の利器を使うことで、われわれは価値あるサービスをつくることに専念できるのですから。


◆変化適応

テレビが発明されたときも、クーラーが出たときも、インターネットが出現したときも、

頭の硬い人たちは、それを海のものとも山のものとも知れないと、最初それを否定しました。

いま自分が慣れ親しんでいるものも、みな最初は同じようなものだったにもかかわらずです。

そして、変化に抵抗する人たちは没落していき、変化に適応した人たちだけが生き残るのが世の常ですね。

大宇宙は諸行無常ですから、時代はどんどん変わっていくことを受け入れてください。

時代の波に取り残されず、自分なりに泳ぎ渡っていくことを生涯現役と呼んでいるのですから。


◆昔とった杵柄

ところで、自分のテーマを決めるときに、

「かつては関心を持っていたが、結局、やりそこねた」というものが意外に有効だと知っていましたか?

過去の人生を振り返ってみたとき、かつて興味・関心をひかれたもののなかに、自分の才能はあるのです。

つまり、過去、興味・関心をひかれたもののなかに、別の職業をするために捨ててきたもの、あるいは、行わなかったものがあるでしょう?

本当はもう少し勉強したかったのに、することができず、十分に開花しなかったものです。

そういうものは自分の中に種があるので、引っ張り出してきて、埃を払い、もう一度磨きをかけるとけっこう使えたりすることを知ってください。

私が30数年前にやっていた音楽を、いま有料コンテンツにして売っていることもその一例ですよね。

たとえそれが種であっても、ないよりましです。

自分のテーマは意外に身近にあると考えてみませんか?


◆収入のある生活

もしそれがお金になったらどれほど嬉しいことでしょうか。

元々自分の好きなものだったのですから打ち込めるし、それをさらに磨く材料として、新しい物事にもがぜん関心が出てくるのですよ。

私は富伝道に打ち込んでいるからこそ、ディズニーに行ったり蔦屋(つたや)を見てきたりすることが、ものすごく有意義になっています。

ただし、好きなものでお金を戴くためには、それなりの判断と実践が必要です。

人からお金を頂戴するのは、それほど甘いものではありません。

だからすでにできている人から教えてもらう必要があるということですね。

だけどこれが実現したときの喜びはたとえようもないです。

何らかの収入を伴う仕事ができ、まわりに迷惑をかけることなく、生き生きと人生をまっとうすることが、老後の理想に違いありません。

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