リアルな人生設計

遠江です。

クリスマスも終わったので、ちょっとリアルな話をしてみましょう。

「下流に落ちてはならない」というテーマです。

「下流」というのは、低所得者という意味ですね。刺激的すぎたら済みません。

でも、限度を超えてお金で苦労しすぎると、「貧すれば貪する」といって、煩悩にまみれた人生を過ごす危険性がある。

実際、70歳を過ぎたあとの経済的見通しが立っている人は、極めて少ないでしょう。

人生晩年でお金がなくて立ち往生する。

それはなんとしても避けたいではないですか。

そうならないための特効薬が「生涯現役」です。

自分で稼げるたくましい人になれば、解決する問題であるのです。


◆節約女子

少し前の新聞に、「節約女子」の話が載っていました。

「5年で1,000万円貯める」。

そんな目標をもってコツコツ節約に励む女性が増えているそうです。

彼女たちのほしいものは将来への安心感。

月収18万円の女性が、衝動買いは絶対しない、家電はこの5年購入していない、

そんな生活を続けて700万円貯めた話などがレポートされていました。

数着の服を1シーズン着回したり、野菜は生より量が多い冷凍物を買い、端まで丸ごと食べて食費を削ったりしているとのこと。

そのがんばり自体には、一定の合理性があると思います。

ただ、そうまで節倹して貯めたお金をどう使うか、というところで懸念を覚えました。

彼女たちの多くは、貯めたお金をアパート経営につぎこんで、将来への安心感を買おうとしているというのです


◆大家業に対する私の見解

たしかにいま、投資マネーは貸家市場に勢いよく流れ込んでいます。

大家になれば安定収入が入ると考える人が増えているからですね。

さらに日銀のマイナス金利政策で、貯金のある人は借金が容易にできるようになったので、

この傾向に拍車がかかっているわけです。

ただ、このアパマン経営の活況はバブルといってよいでしょう。

人口が減少し、全国で820万戸も空き家があるところに、次々借家を建てて満室経営ができると思いますか?

空き家が増えれば家賃相場も下がります。

大家業はこれから飽和状態が増して、かなりきびしくなると私は予想しています。

大家さんについてはかなり研究をしてきましたが、

成功し続けているのは、ひじょうに手間ひまかけた経営努力をする一握りの人に限られています。

満室経営をし続けるのはたいへんなのですよ。

もうすでに始めておられる方には成功をお祈りするだけですが、

これから財テクだけで大家業を始めることはお薦めしません。

借金のリスクもありますし、その仕事自体に喜びを感じないと努力は続きませんから。


◆稼ぐ力をつける

それより生涯現役で価値ある仕事をして、富を得ることのほうが、可