まず思考空間から整える
遠江(とおのえ)です。
「思いは持続することで実体化する」という、ナポレオン・ヒルの有名な思想があります。
私もこの言葉をよくこの言霊を唱えていますが、繰り返していると次第に実体化したい思いは「空間」に関するものになります。
たとえばもっと素敵な家に住もうとか、もっと素晴らしい仕事場をつくろうとか、もっと素晴らしい世界を創ろうという思いに私はなります。
「時間」のなかで思いを持続して、「空間」を実体化させるということです。
わかりやすく言えば、ウォルト・ディズニーが「ディズニー・ランド」という空間を実体化させたようなものですね。
そして、理想的な空間を実体化させた人のことを「成功者」と呼ぶのです。
あなたが成功者になりたいのなら、「理想的な空間を創ろう」という思いを持続することをお薦めします。
◆富伝道ランド
私がこのサイトを「智慧のテーマパーク」と呼んでいるのも、理想的な思考空間を創りたいからなのです。
サイトのなかに、いろんな小見出しを立てているのは、それぞれがテーマパークのなかのアトラクションをイメージしています。
たとえば、「エンターテイメントとの異質結合」という小見出しが、やがて大きくなって「カリブの海賊」というアトラクションとなり、大勢の人がそこを訪れる、というイメージです。
そういうつもりで、「コンテンツづくりの妙味」とか、「富の実戦的智慧」というアトラクションを次々立てて、中身を充実しつつあるのです。
いまは14棟のアトラクションを構築中ですが、これがまだ増えるでしょうし、それぞれをどんどん育てていって、やがて収益化していくつもりです。
お金はあとからついてくるので、まずはソフトを充実させていってます。
そしてこれが「思考空間を整える」ということに他なりません。
それぞれのアトラクションが発展していけば、そこからセミナーやコンサルや商材をつくって収益を生み、やがてそれぞれに管理人がついてビジネスを回していき、もっと繁栄すれば建物が立ち、やがてそれらが集まったテーマパークが実際に建設されるというイメージを持っています。
それが「富伝道ランド」の意味でもあります。
つまり、最初は「智慧の思考空間」というバーチャルなものだったのが、やがてリアルな空間へと実体化していくわけです。
すべては誰かの心に浮かんだ「思い」から始まるということですね。
「理想的な空間を創ろう」「多くの人をそこで憩わせよう」という思いが、やがて素晴らしきものを創り上げていくのです。
◆理想的な家空間
話がだいぶ大きくなりましたので、もう一度小さなところに戻ってみたいと思います。
やはり成功するための空間づくりの始まりは、「家」ではないかと私は考えています。
私のような起業家であれば「家」とは「住居兼仕事場」を指します。
書斎があり、かなり広い書庫があり、スタジオがあり、ジムがあり、教室があり、もちろん居住スペースも充実した大きな家をつくりたいと思っています。
いまもそれなりに快適なマンションに住んでいますが、もっと大きな空間を都心に持ちたいというのが、私の思いです。
そして「思いは持続することで実体化」しますから、継続さえしておればやがて必ず実現するでしょう。
いままでもそうでしたから、そこには確信があります。
なぜ「住居兼仕事場空間」を整えたいかというと、より時間効率よくクリエイティブなものを生み出したいからです。
空間が整うと、時間が短縮化できます。
たとえばもし狭くて騒音がうるさい安アパートで仕事していたとすれば、よきインスピレーションはなかなか受けられないでしょう。
また、仕事場が一時間以上離れていて、満員電車にすし詰めになって通勤しなければならないなら、午前中の創造的仕事はかなり難しいでしょう。
◆理想空間の拡大
また私は「家庭の幸福とは、いいソファのある生活だ」と思っています。
ゆったりとした居間に座り心地のいいソファがあって、楽しい団欒がおこないやすいと考えているのです。
もちろんすべては「心」ですから、パイプ椅子に座ってもよき語らいはできるでしょうが、やはり空間が整えられていたほうが、より幸福感は増すのではないでしょうか。
決して唯物的なことを言っているのではなく、「空間を整えよう」という思いを出していれば実現するので、その心の持ち方を言っているのです。
そして、「家空間の整備」はやがて「親しい人々との共有空間の整備」へと発展し、いずれは「社会空間の整備」へと拡大していくのです。
私はこの「理想空間の整備」が幸福であり、「理想空間の拡大」が成功だと考えています。
そして、それを支えるのが「思いの実体化の法則」であるし、一日の時間を充実化させる「時間を整える」ことにあると思っているのです。
いままでの経験から、思想を固めるとやがて現実がそれについてくる、ことがわかっています。
ですからすべては「思考空間を整える」ところから始めていけるのです。
決して抽象論ではなく、具体的な実践論を述べてみました。
それではまた。