稼げる人の行動パターン(リサーチ実践篇)

遠江(とおのえ)です。

このブログの読者さんは、「どうやったら自分も稼げるのか」という目で読んでくださっていることと思います。

そしていちばん知りたいのは、「で、具体的にどう動くのか」という生きた事例ではないかと思っています。

もちろん数多くの事例から教訓を出し、それを智慧として抽象化したうえで、「原理」としてお出しするものにとても大きな付加価値はあるのです。

それを今後もやっていきますが、ただ「原理」はわかっても、実際どのように「実践」していいかという問題が残ります。

そして、その問題を超えるのに大きな力を持っているのが「事例」なのです。

そこできょうは、私が一体どういう日常での行動をしているか、ということをお目にかけて参考にしていただこうと思います。

これはある3日間に行動した私の軌跡です。

◆若手起業家の言葉

ある日、私はネット上で、最近よく広告をあちこちに出しているある若手起業家(以後Aさんとします)をリサーチしてみようと思い、彼のブログやyoutubeを訪れてみました。

そこで彼がかなりセンスのいい起業家であることを認めた私は、さっそく彼のコンテンツをどんどん見ていって、彼の核にあるのではないかと思われる智慧をだいたい抽出しえたのです。

それは、「顧客リサーチによってポジショニングを磨く」ということでした。

その意味するところは3つです。

①市場のニーズをリサーチするなら、すでにお金を払ってくれている顧客に訊くべき。

②リサーチしたニーズと自分の強みを兼ね合わせて、コンテンツをつくると当たる。

③上の2つを繰り返して、自分のポジショニングをブラッシュアップしていくと大きく稼げる。

だから「顧客リサーチをしてポジショニングを磨け」ということでした。

そして私は「なるほど。これはいいな」と思ったのです。

これが行動のスタートになりました。

◆リサーチのメールを書く

さっそく私のあるセミナーに来てくれた顧客対象に、リサーチのメールを書き始めたのです。

もちろんこれまでも顧客とのコミュニケーションのなかで、多くのニーズを発見してきましたが、大勢いるすべての顧客を詳しくリサーチしたわけではなかったので「やってみよう」と思ったのです。

そこで私の顧客のなかで、メールを送ってもいいという意思表示をしている方のなかから百名を選んで、「いま困っていることは何ですか」という主旨のメールを書きました。

ただ、私は過去の教訓から、初めてのことをやるときは一日二日、智慧を寝かして熟成させたほうが成功しやすいことを知っていたので、二日後の午前中に配信をセットして、それから他の仕事に入りました。

結果としては、そのとき書いたメールがそのまま配信されて、さまざまな成果を生むことになるのです。

◆Aさんへのリサーチは続く

それからも、仕事の合間にAさんへのリサーチは続き、すぐ登録したメルマガから送られてくる内容や、彼のブログを再訪して、いろいろと見て学んでいきました。

どこかで飽きてきたら離脱するのですが、いまのところA氏の発信情報は私に読ませ続けていますから、大したものだと思います。

特に、三日目の未明、4時前だったと記憶していますが、私は何かが気になって目が覚めたので、起きだして書斎机の前に座ると、またAさんのブログを見始めたのです。

彼のブログは400記事あるそうなので、全部はとても見きれませんが、気になるタイトルを拾い読みしていくと、やはり「リサーチ」のところが智慧の核心だと確信したのです。(笑)

◆リサーチ開始

そうこうしているうちに夜が明けて、別の記事を一本書き上げているうちに、気がついたら二日前にセットしていた私のクライアントへのリサーチメールが配信されていました。

「あ、いっちゃった。まぁいいか」ぐらいの感じでした。もう書いた時点で二、三度推敲していましたので、文章自体には納得していました。

つまりクライアント百人に対するリサーチ開始です。

「セミナーを受けた後、自分なりに実践してみて、困ったことがあれば、できるだけ詳しく教えてください」という主旨の依頼を投げたので、返信するのに一定のハードルがあるし、書くのにも時間がかかるだろうとは予想していました。

最初の返信が来たのが30分後ぐらい。

とても熱心にリピート受講された女性で、セミナー後、大きな決意で開業されていて、かなり実行力のある方です。

この返信をもらうために、一連の行動をしてきたわけですから、私にとって宝の内容ですので、別のメモ帳に貼り付けて、大事なところは拡大したり太字にしたりして精読し、行間を読みました。

そのうえで、電話面談をしませんかというオファーを投げて、そこで別の仕事のために家を出ました。

◆電話面談

数時間経って、午後に自宅に戻ってみると、リサーチへの返信が3〜4通に増えており、すべて同じように精読し、その方の過去データにも当たり、数カ月前のセミナーでも会話も想い出して、「何にどのように困っておられるのか」を考え続けます。

そして、端から電話面談のオファーを返して、相手からの承諾を待ちます。

結局その日に電話面談を提案した人は、すべてOKされ、当日に夜にお二人各一時間ほどの電話面談をしました。

お一人はアパート経営を考えていながら、まだ踏ん切りがつかず悶々とされていた埼玉の女性。

私の電話をたいへん喜ばれて、楽しく近況をお伺いしたのち、私はアパート経営も一時かなり研究したので、その内容をコンサルしていきます。

私の予想ではこの方は挑戦されて、成功すると思います。

お二人目は看護師と健康管理師の資格を持ちながら、どのように起業したらいいかわからなくて困っていた大阪の女性です。

それ以外にスピリチュアルの勉強も始めようとされていたので、かなり勉強熱心な方であり、年収一千万円が目標とのことでした。

そこで、0から始めてどうやれば年収一千万円に辿り着けるかというのを、ビジョンを見せながらお話して、私のこのサイトもご案内しておきました。

彼女はパソコンがトラブル続きでいやになり、プロバイダー契約も破棄しようとされていたのですが、「パソコンを嫌うと向こうもグレますよ」という私の一言が一転語となり、「もう一回仲良くしてみます」ということで、ブログを立ち上げて起業準備に入ることになりました。

◆まとめ

いま4日めの朝ですが、結局いまのところ10名の長文による返信メールをいただき、現在5名の電話セッションが決まっていて、まだ増えます。

おそらくメールの返信はこれから数日間続き、そのほとんどと電話面談をすることになるでしょう。

実際にリサーチを開始してから24時間で、私は所定の目的を達し、かなり豊富な顧客のリサーチ情報を得ることとなりました。

そして、これをもとに今後のコンテンツづくりやコンサル内容がグレードアップしていくのです。

これが、A氏のキラリと光る智慧に接してから、約72時間に私が行動した軌跡になります。

私の行動をひとつのお手本にして、ご自分の行動力を少しでも上げてみられることを強くお薦めします。

起業家が稼ぐためには、行動力が必須です。

行動力があれば、必ず稼げるようになります。

何かあなたの参考になれば幸いです。

それではまたお会いします。

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リサーチからつくるUSPの実際

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