仕組み化のためのアイテムを揃える

遠江(とおのえ)です。

ネットビジネスで収益を安定的に上げるには、「仕組み化」が不可欠です。

自動化できるところは自動化の仕組みをつくっておかないと、そのつど手作業でやっていたのでは、雑事に追われてクリエイティブな仕事ができません。

そして、「自動化の仕組み」をつくるためには、それなりに「アイテム(必要とされるもの)」を揃えることが不可欠です。

では、どんなアイテムを揃えておくと仕組み化できるのかを述べてみましょう。

ただし、細かいテクニカルなことは省き、本質的なところをお伝えいたします。

◆ブログ

ネットビジネスで「集客」するためには、まず自分の智慧を発信して人に見てもらわねばなりません。

そのためのショーウィンドウが「ブログ」または「サイト」です。

「ブログ」とは「ネット上の日記」であり、日々更新して記事を貯めていくことができます。

「サイト」とは「ネット上の無料書店」のようなものであり、書棚にズラーっと記事タイトルが並んで一覧できるようなものをここでは指します。

たとえば私の「富伝道ランド」は、サイトという位置づけになります。

ただ両者に大きな違いはありませんので、ここからは「ブログ」で用語を統一します。

つまり、自分の智慧をアウトプットして世に公表する自分の媒体を持つということです。

ブログには無料のアメーバーブログなどと、有料のワードプレスなどがありますが、それぞれに一長一短がありますので、用途に応じて使い分ければいいでしょう。

ちなみにアメブロは利用者が多いメジャーブログなので、巨大なタワー型マンションに入居するようなもので、初期に同じタワーから読者を集めやすい利点があり、反面、ビジネス使用が禁止されていて、運営側の恣意により突然アカウント削除されるリスクがあります。

ワードプレスは一軒家を買うようなものですから、初期にはなかなか読者が集まりにくいですが、自分が運営側ですから自由に成長させることができる利点があります。

初心者がまずブログを立ち上げるなら、アメブロをお薦めいたしますし、少し慣れてきた人が本格的にやるならワードプレスを薦めます。

ただこのようなサービス選択は、時代の流れに伴って諸行無常で変化するものですから、あくまで2015年11月現在の見解ということにしておきます。

とにかく本質的に大事なのは、自分のコンテンツを発表できる独自の媒体を持つ、ということであり、目的は見込み客を集める「集客」にあります。

◆ステップメール

次に必要なのはメルマガを自動的に配信できる「ステップメール」という機能です。

「ブログ」で「無料メルマガ」をPRしてアドレスを登録してもらい「リスト」を取ったのち、「ステップメール」によるメルマガが始まる、という流れです。

「ブログ」→「リスト」→「メルマガ」という仕組みを支えるのが「ステップメール」という機能なのです。

この「ステップメール」という機能は外部のメルマガスタンドに有料で登録する必要がありますが、これこそ「ネットビジネスの仕組み化」を支える中核のシステムですから、必ず必要になります。

ここに10でも20でも30でも、先にメールをつくって配信時期を仕込んでおけば、登録された順に、それぞれ違った時間軸でメルマガの配信が始まりますので、情報起業家はいくつもの違った時間を管理できるのです。

まぁ次から次へとボートが発着する流行りのアトラクションを一つ持てるということですね。

あとは、どんな世界をメルマガで見せるかというだけの勝負になります。

ここで読者を「教育し」「信頼感を醸造し」「申し込んでもらい」「詳細なご案内を流し」「アフターフォローする」ことが可能です。

この、段階を追ってステップを踏みながら、見込み客を育てていけるシステムがあるからこそ、ダイレクト・レスポンス・マーケティング最強論を私は提唱しているのです。

まぁ当たり前になっている人には当然すぎることですが。

いずれにせよ、「ステップメール」というメルマガ自動配信システムは、ネットビジネスの仕組み化の中核に位置するものです。

◆音声・映像配信

あと、メルマガを補完するものとして、音声と映像の配信システムがあるといいでしょう。

音声配信のいいところは、外出時にiPod的に聴けるところです。

私の音声も、多くの方が「外出時やドライブ時に、毎日聴いています」とおっしゃってくれています。

実は、音声録音のときに限り、私は簡単なレジュメをつくって話しますので、ライブで話すよりもっと内容の濃い話がコンパクトに詰まっています。

繰り返し聴くうちに、内容が潜在意識に入って、マインドが変わる効果もあります。

だから、密度の濃い学びをながら族で耳で行えるので、学習の時間短縮に一役買っているんですね。

それから映像配信のいいところは、やはり耳に加えて目で学べますから、インパクトがいちばん大きいということです。

こちらの表情やジェスチャーを通じて説得力を増しますし、人間的に認知されてファンをつくりやすい利点もあります。

私は以前DVDをクライアントに配っていた時期がありますが、無料DVDに関しては全国あちこちで友だちを集めてミニ学習会をかなりやっていたようです。

そういうふうに再現性・拡張性に優れているのが映像配信といえるでしょう。

◆その他諸々

あとは、カード決済システムを組んで、webで代金回収ができるようにしておくといいでしょう。

銀行振込だと営業時間にわざわざそこまで行って手続きしなければなりませんが、カードだと時間を選ばず自宅で決済できますから、これだけで売上は上がります。

また、ブログやセールスレターの装飾を施すwebデザイナーのいい人を確保しておくことは、視覚戦略で差別化するときに有力となるでしょう。

ただし、相手がその道のプロフェッショナルだとしても、すべてを丸投げにするのではなく、あくまでプロデュースは自らが行って、いろんな注文をつけたほうができはよくなると思います。

以上さまざまに述べてまいりましたが、ネットビジネスを大きく成長させるには、仕組み化が不可欠です。

そして、仕組み化を支えるアイテムは日進月歩で移ろいゆきますが、遅れないようにしっかりついていき、自分のシステムに加えるべきです。

しかし最後はコンテンツ・イズ・キングで、あなたの発信する智慧如何にかかっていることを肝に銘じましょう。

以上です。

それではまた。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ