タイミングの大切さ
遠江(とおのえ)です。
ブログではあまり感じないことですが、メルマガで非常に感じるのは「タイミングの大切さ」です。
私はこの『富伝道ランド』から登録できる無料メールセミナーと、もう一つ別のメルマガと、二つのメルマガを持っており、どちらもタイミングをはかりながらストーリーを創ることに心を砕いています。
映画でも何でもそうですが、どんなに脚本がよくてもタイミング(この場合は『間』のこと)の悪い映画は観てられません。
つまらないエピソードに延々時間をかけて、クライマックスを描写不足に終わらせる監督の作品がヒットすることはないのです。
それと同じように、メルマガを使って一つのプロモーションをかけていくとき、タイミングというのは死命を制するほど重要です。
そのタイミングの智慧を言葉にしてみましょう。
◆助走ジャンプ
一つは顧客の気持ちが盛り上がる時期に、こちらのプロモーションもクライマックスを迎えるように、少し前から助走をつけていく必要があります。
この「助走ジャンプ」に成功するためには、市場のタイミングと、こちらの運動のタイミングを両方はからなければなりません。
どちらの読みを間違えても、最高のタイミングで最大の成果を上げることはできなくなります。
ただ両方が大事だといっても、市場のタイミングのほうが「主」であって、こちらの運動タイミングはあくまで「従」にしかすぎません。
市場で売れなければプロモーションは失敗だからです。
なので、市場の盛り上がりを見据えながら、こちらの助走・踏み切りのタイミングを合わせていく必要があります。
このタイミングがぴったり合ったとき、新記録が出て売上げは爆発するのです。
年末商戦はほとんどこのタイミングのなかで、激しい切磋琢磨が行われます。
年末が大事だということぐらい、誰でも知っていますが、そこに最高の「助走ジャンプ」のタイミングを合わせるのが大事なのです。
だいたいにおいてうまくいっていないプロモーションは、助走に入るタイミングも、踏み切りのタイミングも遅いという特徴があります。
いわゆる野球で言うところの「振り遅れ」ですね。
いつも振り遅れて、詰まった当たりしかできない人がけっこういます。
◆ストーリーのタイミング
あと、プロモーションを盛り上げる重要な要因として、「ストーリーづくりのタイミング」というものがあると私は考えています。
「ストーリーづくり」とは、プロモーションの助走開始から起こる、あらゆる「変化」に即応して、こちらもヴィヴィッドに「反応」しながら、全体を「アドリブの入ったストーリー」に仕立て上げていくことです。
見込み客からの反応に即応して、こちらのサービスを新たにつくって売り出していく、というようなことですね。
多くの見込み客の願望をよく捉えておれば、これはキャッチボールしながら現在進行形で一緒にストーリーをつくっていく臨場感が生まれます。
たとえば、今回、私は『富伝道ランド』というこのサイトを立ち上げて、2カ月足らずのあいだに100記事アップしました。
そして、別のメルマガを取ってくれていた人たちに、12月4日に『富伝道ランド』を初紹介したのです。
すると、その日のうちにアクセスが爆発して、さらに5日、6日と倍々ゲームで爆発が続きました。
そこで急遽、12月15日から『富伝道ランド』オープンを記念した「特別メールセミナー」を開催することを決めて、受講者を募ったのです。
告知してからセミナーをつくるわけですから、時間の余裕をとろうと思い、当初、全10回を隔日にリリースして、新年をまたいで年明けまでやろうと思いました。
すると申込が殺到し、当初目標にしていた人数を三日で超えてしまったのです。
さらに「できればクリスマスまでにセミナーの学びを終えて、新年からスタートダッシュしたい」というリクエストが寄せられたのです。
そこで、さらに時間短縮をして、「12月12日」から「全8回」のメールセミナーを「毎日」を行うと発表し直したのです。
するとさらに申込が爆発し、当初目標の2倍をはるかに超える受講者が集まりました。
そして、12日から毎日張り付きで8回のメールセミナーをリリースして、昨日大成功のうちに終えたところです。
「受講者数」も「売り上げ」もどちらもたいへん満足いくものになりましたし、売上の方は新年に向けてさらに大きくなる見込みです。
これらは、見込み客の反応に即応しながらこちらの企画をつくり、そのストーリーを現在進行形で見せながらプロモーションを大きくしていった例になります。
高度な柔軟性と企画力が要りますが、アドリブでサプライズ的にストーリーをつくっていく能力には、今後ますます需要が高まることでしょう。
◆タイミングによる引き寄せ
つまり「タイミングの秘訣」とは、場の変化を読んで、自分の運動を合わせていくことです。
「よく見えている」ことと「柔軟である」ことと「創造的である」ことの3つが、タイミング仕事で成功する条件となるでしょう。
こちらの対応など、いくらでも変えてやる。
大事なのは「売れる」ということなのだ。
こういう気概が起業家には絶対必要だ、と私は考えています。
また、こういうタイミング仕事で成功を重ねていくうちに、「タイミングをこちらでコントロールする力」というものが、徐々に培われていくことも感じています。
つまり、「こちらが打ち出すタイミングに、市場のほうで合わせ始めてくれる」ということも、力関係によってはありうるということです。
もちろん慢心は失敗のもとですから、謙虚に感謝して進まねばならないのですが、実際問題としてこれはあります。
こちらが即応して当たる企画を出していると、顧客の方でもそれを認めてくれ、「また何かやってくれるだろうから、ちょっと待ってみよう」というふうに変わっていくのです。
要するに「いいタイミング仕事」はそれ自体が磁場を形成して、新たな成功を引き寄せてくる力があるということですね。
それぐらい「タイミングとは大切だ」と思っておりますので、あなたもぜひタイミングを大事になさってください。