【考える力】の秘密
遠江秀年(とおのえひでとし)です。
「考える力」はオールマイティで、ここから何でもできる素晴らしい創造力を持っています。
ただこれについて概括的に述べるのは、対象が広大なので、きょうはあくまでも私がどのようにこの力を使っているかをお話したいとおもいます。
ちなみにこの「富伝道ランド〜智慧のテーマパーク〜」は、考える力を使って構築していますので、そのつくり方といった内容になります。
◆インスピレーションに従って、そのとき考えたいテーマを決める
「考える力」といっても私は頭でひねり出すということをあまりよしとしません。
もちろん時としてそのような力技で乗り切ることもしますが、それより自然なひらめきを大事にしてテーマを決めています。
そうしないと考える喜び、とか息吹きみたいなものが出なくなって、読んでいてもおそらくつまらないと思うからです。
それより朝風呂に入ったり、いろんなところを逍遥したりしながら、天からひらめきとして降りてくるものをつかまえて、テーマにしています。
私はインスピレーションの力というものを信じていますので、自助努力しながらも、大きな他力も受けながらこのサイトをつくっています。
それは私の尊敬する偉人たち、仏陀やソクラテスやプラトンやナポレオン・ヒルや松下幸之助や大川隆法がみな、天啓を受けながら自らの思想をつくりあげているからです。
だから私も及ばずながら、インスピレーションを受けつつ、そのとき考えたいテーマを決めて、智慧を紡いでおります。
そしてこれが、考えることが好きになるいちばんの道だと考えているのです。
「好きこそものの上手なれ」という原理は、この考えるということにもしっかり働いておりますので。
◆一定の考えをまとめたら、文章にしてアウトプットする
私の場合、テーマが閃くということは、それについてなにがしかの内容を出せそうだ、ということでもあります。
まったく何の引き出しもなく、何も智慧が出せそうにないことは、そもそもテーマとして降りてくることはありません。
ただ、ポンとテーマを思いついたときに、考えがまとまっているわけでは必ずしもないので、しばらく考えながら論点の柱を立てていきます。
本でいったら小見出しのようなものですが、そういう柱が3〜4本立った段階で、「いけるな」という感じがだいたい出ます。
すると、机の前に戻ってきて、それを文章としてアウトプットしていくのです。
大きく湧き上がってきた智慧を言葉にする作業であり、漠然としたものを網ですくってかたちにしていくような作業です。
このときはいろいろな知性・理性を総動員して、できるだけ誰にも理解していただけるような文章にまとめていきます。
このアウトプットの行為は、その都度やっておかないとすぐ忘れてしまうし、一回吐き出しておかないと、次のインスピレーションが湧きづらくなるので、必ずその日のうちに私は文章にまとめます。
もちろんしばらく日が経って、さらに付け加えたい智慧が出ることも多いですが、まずは第一原稿としてアウトプットすることが大事なのです。
いまはけっこうなハイペースで、一日3サイクル回しながら、三つのテーマをどんどん文章にしております。(2015年11月現在)
◆思想が貯まってくると、その土台の上に新たなテーマが見えてくる
実際に思想を貯めていくと、最初の段階では見えなかったテーマが見えてくることがたくさんあります。
それは土台をつくったがゆえに、その上に建てる建造物のイメージがよりくっきり見えてくる感じに近いものです。
あるいは一つ建物を建てると、今度は内装が必要になってくる感じでもあります。
さらには一つ試しに建物を建ててみたので、もっと別の建物を横に建てたくなることもあります。
そんなふうに、せっせと智慧をアウトプットしたご褒美として、さまざまなシナジー効果が働き始めて、より思想が充実してくる段階というのがあるのです。
私はこのサイトに関しては始めたばかりですが、いままで25年以上にわたって、リアルでいろんな智慧をソフトにして発表してきましたので、その発展段階というものを多少なりとも経験してきました。
智慧というのは人の役に立つためにあると思っているので、読者や顧客が増えるに従って、質疑応答的にどんどん新たな智慧を発信していくことも必要になるのです。
こうして智慧のテーマパークをつくり、人が集まれば集まるほど、さらなるアトラクションを建てる必要が出てきます。
◆人気アトラクションの集まった巨大なテーマパーク
私は基本的に一つの記事で一本のセミナーができることを念頭に、智慧を書き貯めております。
私のこのサイトの記事は、だいたい一記事2000字あまりのものが多いのですが、あくまでコンパクトに要点をまとめて書いているので、膨らませば二時間ぐらいのセミナーにはすぐなるでしょう。
そこに集客すればすぐに収益の柱が立ち始めます。
あるいは一つのテーマに引き寄せられた方は、それを実践しようとすれば、さまざまな問題や課題にぶち当たるでしょうから、それに対するコンサルもニーズが出てくるはずです。
そして、幾つかのコンテンツをまとめれば、一つの商材パッケージとしてリリースすることも可能です。
これは大きなテーマパークに人気アトラクションを一つひとつ建設していくのに非常に似ていると私は感じています。
「ジャングルクルーズ」とか「カリブの海賊」とか「タワー・オブ・テラー」のような人気アトラクションが固まれば、その運営を自動化して人に任せ、また自分は新たな構想づくりに向かうといったイメージです。
この段階に入ると、「考える力」は富を引き寄せてどんどん発展し始め、たいへんおもしろくなります。
しかしすべては何もないところから心ひとつで始められるという、誰にでもチャレンジ可能な試みです。
私はこの「考える力の秘密」を悟った方をたくさん輩出して、素晴らしい世界をつくりたいと考えております。
あなたもぜひ一緒にやりませんか?
それではまた。