矛盾の統合
遠江です。
さて、隼型教育をきょうも一歩進めたいと思います。
ここのところの我々の取り組みで、智慧を発信して富を得るには、「パソコンの壁」「ブログ文章の壁」「ビジネスの壁」の3つの壁を越える必要があることが確認されました。
前回「パソコンの壁」の越え方についてお話しましたので、今回は「ブログ文章の壁」の越え方をお伝えします。
端的に言えば、「ブログに一つのテーマで文章を書き続けることなどできない」と思っているマインドブロックを粉砕しようと思います。
「そんなことなどない!」と強く述べたいのです。
ではどうすればいいのか?
「勉強」と「思考」と「行動」を掛けあわせさえすれば、あなたがあるテーマで色んな角度から文章を書き続けることは可能です。
3つの要素を組み合わせることによって、無限に近いバリエーションがつくれるのです。
どういうことなのか説明しましょう。
◆順列組み合わせ
1、「勉強」というのは「智慧のインプット」のことです。
これには、読書、映画鑑賞、街歩き、セミナー参加、個人セッション、などが含まれるでしょう。
2、「思考」というのは「智慧の絞り出し」のことです。
自問自答、アイデア出し、ひらめきを捕まえること、大まかな構想立て、などなどを含みます。
3、「行動」というのは、「実際にやってみる」ことです。
問題解決、現場リサーチ、リアルのコミュニケーション、身銭を切ること、伝道(道を伝えること全般)、などなどを含みます。
たとえば、あなたが「夫婦問題解決」についてのコーチ・コンサルで収入を得たいとします。
すると、「読書」して「自問自答」して「問題解決」してみれば、書くネタは必ず見つかります。
「読書」ですから、夫婦問題に関する本を読んだり、真理の書を夫婦問題解決を念頭に置きながら読み進めたりすれば、必ずなんらかの発見があるでしょう。
「自問自答」では、いま読んだ本について「自分はどうなんだろう」とか「あの人はどうなんだろう」と自分に質問して、必ず回答するようにすれば、何らかの考えがつくれます。
「問題解決」では、実際自分の伴侶に対して、学んだこと・考えたことを実行に移して、問題を乗り越えようとしてみれば、必ず何らかの経験が手に入ります。
これらすべてを掛けあわせれば、かなりおもしろい智慧のアウトプットができるはずだし、3つでなく2つ掛けあわせただけでも、それなりのことは書けます。
「勉強」「思考」「行動」の3つの順列組み合わせを一つ変化させるだけで、違ったアウトプットがつくれるのです。
また、同じ組み合わせでも思いつくことを変えれば、やはり違ったアウトプットになるはずです。
結局、どうやっても無限のアウトプットは可能だということです。
◆異質結合
私のメルマガを見てもらえば、同じ「BTT」に関することなのに、色んな角度から話をしているでしょう?
未来設計の話から入ってきたり、除夜の鐘の話題から始めてみたり、隼の話をしてみたり。
これは「異質結合」という手を使って、智慧のアウトプットに無限のバリエーションをつくっているのです。
言いたいことは「BTT」一つなのです。「ブログで智慧をアウトプットして富を得ましょう」ということを一貫して言っております。
しかし、話題は色んなものを使いながら、その「色んな話題」と「BTT」を「つなげる」ことによって、バラエティ豊かにしているわけです。
つまり、時事問題などは次から次へと新しいことが起こります。
その時事問題から切り込んで、自分のテーマに「結合」させることさえできれば、自然な流れがつくれるのです。
◆ただ目新しいだけでもダメ
で、色んなバリエーションを使いながら、一方では自分のテーマを定点のように動かさないことが必要です。
一方を飛び跳ねさせてバラエティをつくっているのですから、もう一方は錨のように不動の立場を守るべきです。
双方が飛び跳ねても、両方とも不動でもいけないということです。
たとえば、私はきょうは「ブログ文章の壁を越える」というテーマをずっと念頭に置きながら、色んな角度から述べています。
きょうは「ブログに文章を書き続けるのは難しい」と困っている人の悩みを解決するぞ、という定点を錨のように不動にしながら、書いているのです。
凧揚げの凧は、風に乗っていろいろ動くけれども、糸を握りしめている自分は同じ場所で動かないのと一緒です。
色んなことを言っているようで、実は一つのことしか言っていない。
この感じを知ってください。
手足は派手に動かしているように見えて、体の重心はブレていないのです。
これが言っていることに一貫性をつくり、信頼度を増すやり方です。
つまり、色んなバリエーションを使いながら「Not Read」の壁を越え、しかして不動の一貫性を保ちながら「Not Believe」の壁を越えていくのです。
それはそうでしょう。
同じことしか言わない人はおもしろくないので、人は読まなくなりますし、
違うことばっかり言ってる人は嘘っぽいので、人は信頼しなくなるでしょう?
だからその両方を回避しているのです。
◆矛盾の統合
きょう言いたかったことはつまり、「バリエーションは無限につくれる」。
「しかし、一貫性は一貫性で忘れるな」ということです。
この「矛盾の統合」を学んでください。
おもしろい人は、一方で重厚であるべきなのです。
優しい人は、一方で毅然としているべきなのです。
攻めの強い人は、一方で受けも懐が深くあるべきなのです。
このように「矛盾の統合」ということを、自分なりに考えてください。
そうすれば、バリエーションもつくりながら信用されるようになります。
飽きられないし、信じてももらえるようになるのです。
信用がついたら、富はもう目の前にあります。
これが「智慧をアウトプットして富を得る真髄」ではないかと、私は考えているのです。
ブログに文章を書き続けられるようになりたければ、こちらへどうぞ。
きょうのような話を別の角度から、申込プレゼントの対談音声などで縦横に語っていますから、楽しみにしてください。
「アメブロ起業塾」
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