海外旅行の効用
遠江です。
いま「富伝道ナビ」の目玉サービス「個別ナビ」が次々と始まっており、
ナビゲートのために目的地設定する、5つの質問のなかの1つとして、理想の生活とは?というものを入れてあります。
たとえ富が手に入っても、その結果現れた生活が不満足であれば、成功と言えないからですね。
そのとき結構な数の方が、「自由に海外旅行のできる生活」というのを挙げられます。
外国に行って、普段味わえない体験をすることが、ロマンをかきたてるのでしょう。
そこで近々「プチリッチのためのお薦め海外旅行」と題して、私の知る海外旅行通・第一人者を招いて対談を録ります。
その方は、私のウェブ・サポートをやってくれているキュレコ(株)の中村秋吾社長ですが、
彼は海外旅行が趣味で、年に何回も洋行をし、実際に香港人を雇って、ベトナムと技術提携もしているようですね。
他では聞けない海外旅行の秘訣が聴けると思いますから、コンテンツを楽しみにしてください。
で、きょうはその前哨として、私の考える海外旅行の効用について、お話ししましょう。
◆ブラジル
私はブラジル最大の都市サンパウロに2年半住んでいましたので、厳密には居住体験になりますが、
広大なブラジル国内をあちこち旅しましたので、お話する資格はあるでしょう。
海外旅行として、一度は観ておいて損はないのが、
「アマゾン」「イグアスの滝」「リオのカーニバル」です。
全部書くとスペースが足りなくなるので、ここでは世界最大のイグアスついて書きますね。
イグアスの滝を観る効用は、ズバリ、地球最大スケールを知るということです。
圧倒されますよ。なにしろ華厳の滝みたいなのが300も連なっているのですから。
むしろ滝というより、海がある場所でゴソッと崩落し、莫大な水量が見渡す限り降り注いでいるように見えます。
想像を絶する巨大さに、人生観が変わるかもしれません。
「地球にはこんなところがあるんだ」という驚きの体験ですね。
実際にイグアスの瀑布に囲まれてみると、あらゆる言葉を失って、ただただ「オオオオオオッ」と唸り続けるだけになるでしょう。
すべてを洗い流し、すべてを変えてしまう地球の偉大なパワーに直面して、何日も心地よい轟音が私の心に響き残りました。
◆ニューヨーク
9年前にサンパウロから出張でニューヨークに行き、仕事後、2日ほど休暇をとってマンハッタン島を探検しました。
自由の女神、エンパイア・ステートビル、セントラル公園、タイムズ・スクエアなど有名どころを、サブウェイとイエローキャブと徒歩で、一通り回りましたね。
途中でトランプタワーも見たし、川向こうのニュージャージや、逆側の川向こうにあるブルックリンにも行ってきました。
そこで強く感じたことを一つだけ挙げるなら、意外に思うかもしれませんが「武の精神」ですね。
ニューヨークといっても大味は大味で、ランチはほとんどつくりおきのピザを温めて、コーラで流し込む感じなんですよ。
もちろん洒落たレストランでの昼食は違うでしょうが、フードコートや日本のコンビニに当たるドラッグストアは、どれも大味でワンパターンなものばかり、というのが私の印象です。
これだったら日本の方がよほど優れているな、と感じましたが、唯一圧倒的に負けていたのが武の精神です。
空港に並んで立っている警官も、ブロードウェイ・ミュージカルの会場案内係の黒人の爺さんも、普段はにこやかでも、不埒なことをしたら許さない、という迫力がありました。
「ああ、アメリカはこの武の精神で世界一になったんだな」と直感したものです。
細かいところは多少大味でも、いざというとき強い、というのが世界一になる条件だと深く感じ入りました。
もちろんニューヨークは懐が深い世界一の都市ですから、ぜんぜん違った楽しみ方もいっぱいあるでしょう。
ただ、私としてはもう一つ。
セントラルパークで自撮りしていたら、ビル・ゲイツ似の金髪メガネの男性が、「ああ、僕が撮ってあげるよ」と気さくに声をかけてくれて、
ちょっと日本ではあり得ないニューヨーカーのフランクさも、たいへん素晴らしかったです。
◆タイ
私は23年前、新婚旅行にプーケット島とバンコクに行ってきました。
そこで受けた強い印象は「微笑みの国」だなぁ、ということです。
実際、そういう呼称がタイにはあるのですが、私たちは素敵な微笑みに随所で出会いました。
一例を挙げれば、とても暑い夏日が続いたので、コンビニみたいなところで、かき氷を都合3回ほど買ったのです。
カップに入ったかき氷に、ストローで作ったスプーンを2つつけてくれと、女店員に頼んだら、
私が一人なのにスプーン2つ?と一瞬軽く首をかしげたあと、離れたところに立っている私の妻を見つけて、
「ああ、そういうことですね」とみんな天使のように微笑むのです。
それが、日も違うし、場所もかなり離れた都市で、同じような微笑みに3度も出会ったので、
「これは、そういうカルチャーなのだ」「まさに微笑みの国だ」と深く感心したわけです。
タイは仏教国ですが、いい意味での宗教心が深く国民に浸透すると、
ああいう天使の微笑みが根付くのだ、と心を動かされたのです。
ちなみにバンコクには「天使の都」というあだ名が付いていることをご存知でしたか?
◆理想の生活に向けて
ビジネスで富を得たら、ぜひ海外旅行に行ってください。
非日常体験による落差が、不思議に深い癒しをもたらすでしょう。
そこに新たな活力が湧いて、帰ったあとさらに元気に働けると思いますよ。
また、異質な目ができて、ものごとを違った角度から見れるようにもなるはず。
それが、あなたのビジネスをさらにユニークなものにするでしょう。
海外旅行ができる経済的自由と時間的自由をつかむためにも、
ぜひ富に至る道を歩んでください。
あなたを目的地にまでしっかりナビゲートしましょう。
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