問題解決業
遠江(とおのえ)です。
◆あなたの困っていること
きょうはズバリ、「あなたの『困った』の解決法」をお話します。
それがいちばんニーズのあることではないでしょうか?
「ブログ起業」のメールセミナーでも数多くのリアクションを戴きました。
なかには、ブログは「12年やってます」という大ベテランもいらっしゃり、また数年クラスの方もおり、きのうきょう開設された新しき出発組もいらっしゃいました。
これらみなさま方から返信していただいたあらゆる情報を味読し、さまざまな「困っていること」も見えてまいりました。
これを「リサーチ」といいます。
いい智慧のアウトプットになるかならないかは、この「リサーチ」で決まります。
だから、富を得たいと思っている方はリサーチに手を抜いてはいけません。
でもこうやってアンケートを取ったり、実際に訊いたりするだけですから、へんに難しく考えないでください。
そして、言葉になっている「困った」だけでなく、言葉になっていない「困った」を感じ取って、「リサーチ」を進めましょう。
楽しいですよ。
さて、今回のリサーチで浮かび上がってきたみなさまの「困った」は何か?
ズバリ、「人の役に立つ智慧って何?」ということです。
「富に変わる智慧ってどんなものか?」ということがわからないのです。
「困ったを解決する智慧」をどのように書いたらいいのか、これがわからないというのがみなさまの「困った」でした。
当たっていませんか?
でも、あなたがそう自覚しておられなくても当たっているはずです。
なぜなら私の判定では明らかにそう出ておりますので。^ ^
でも心配いりません。解決法は意外に簡単なのです。
◆天使的性格
私の『富伝道ランド』の「記事一覧」をご覧ください。
注目してほしいのは、その「タイトル」です。
たとえば、「考える力を富に変える方法」、「コンテンツをどうやってつくったらいいか」、「なぜあなたの文章は読まれないのか」。
すべて誰かの「困った」をもとにタイトルをつけていってます。
つまり、「たぶんこんなことで困ってるだろうな〜?」と予想することをタイトルにして、その解決法を書いていくのです。
それは、道に迷っている人に、駅までの道筋を教えるようなものです。
不親切な人は「ああ、あっちだよ」ぐらいにしか答えません。いわゆる「塩対応」です。
親切な人は、目印を的確に示しながら、再び迷ったりしないように、わかりやすく教えようとします。
自分も迷って困ったことがあるから、相手の不安がわかるので、突き放したり曖昧な教え方ができないのです。
これがいわゆる「天使的性格」というものです。
あなたは困っている人に、導きの天使として教えるべきなのです。
「ああ、ここも言っておいてあげないと、たぶん迷うだろうなぁ」と心を砕いて、相手の不安を解消していくわけです。
そして、「よくわかりました。ありがとう!」と笑顔で駅に向かう後ろ姿を、「ほんとに大丈夫かな」と見送る。
「もし、ひとつ目の角から曲がるのを間違えたら、すぐ駆け寄っていって教え直そう」。
天使ならこのぐらいの配慮はすると思います。
そして、そんな困った人が道を訊きに来やすいように、「駅までの道知ってます」という「タイトル」のプラカードを掲げるのです。
◆まずタイトルから考える
それぐらい「タイトルのつけ方」は大事です。
困っている人は、救ってくれそうなタイトルを見て、集まってくるのです。
今回、見せていただいたブログの数々のなかで、秀逸なタイトルが例外的に一つありました。
それは、「結婚相談所の上手な使い方」というタイトルです。
簡潔にしてポイントを突いています。
これは、ニーズのある人に見事にヒットするタイトルです。
「なかなか結婚できないんだけど、結婚相談所に行くのも恥ずかしいし…」と困っている人は、このタイトルを見ると、砂漠でオアシスに出会ったように駆け寄ってくるでしょう。
実際、中身を読んでみると、文章自体もきわめて役に立つ智慧がアウトプットされています。
字数も1500文字あり、情報発信のレベルとしてはすでに合格ラインを突破されておられました。
これです。→http://blog.livedoor.jp/hiromi_292-note/
この方は、お仕事で得ておられる知識を、うまいタイトルづけのもとで、上手に述べておられます。
私が読ませていただいても「へえっ」「ほうっ」「なるほど」と感心するところが多かったです。
このレベルでいろんな角度から道先案内をやってあげれば、ブログのアウトプットとして十分です。
「いろんな角度」とは、「結婚相談」にまつわるそれ以外のテーマということ。
たとえば、「初めてのデートのときのコツ」とか、「プロポーズをするときしてはならないこと」とか、「相手のご両親に会うときの秘訣」とか、「賢い結婚式場の選び方」のようなものでしょうか。
こういうコンテンツを30、50と書いていければ、この方は人気ブログ運営者としてファンがつくでしょう。
今回の「結婚相談所の上手な使い方」は十分ヒットを打って塁に出ましたので、あと後続のヒットを続けられるかどうかが鍵です。
そのとき、次の記事のネタに困らないための智慧が「リサーチ」なんですね。
実際、婚活をしている人とお話してみて、「どんなことに困っているか」をリサーチしておれば、書くテーマには困りません。
あとは「どう書くか」というノウハウだけの問題になります。
ノウハウは自分の経験から出すのをメインとし、足らないところは本を読んだり、人に訊いたりして補強すればいいです。
つまり、「いいタイトル」さえ決まれば、「いい記事」は書けるものなのです。
◆お金を払ってでも読みたいコンテンツとは
「いいタイトル」の事例をさらに挙げれば、これはかなりマニアックですが、「劇団四季ミュージカルを観たい日に1000円安く観る方法」なんてものあります。
このタイトルのサイトもあります。
大人気の演目で、前売り券が売り切れていても、安くチケットが取れるノウハウが6,375円で明かされています。
顧客がなぜこれにお金を払うかというと、劇団四季マニアなら、観たい日にチケットが取れるなら、六千円の出費は惜しくないからです。
しかも、一回千円安く取れるなら、七回観たら元が取れるからです。
このサイトに飛んで、取得できる無料レポートの文章も、お金の取れる道先案内人レベルの文章ですので、ご興味ある方は見ておいてください。
↓
初めてこのサイトに来た一見(いちげん)さんに、文章を読ませて、なるほどと思わせ、興味あるから買ってみようかな、と思わせる説明ができております。
つまり、最低限の文章修行が終わっている、お金の取れる文章なのです。
これを書いた人は、劇団四季が大好きで、「キャッツ」だけでも200回以上観ているという”劇団四季マニア”だそうです。
劇団四季のチケットは入手が難しいので有名で、観たいのに観れずに「困っている」人が多いだろうと予想して、このようなマニュアルをつくったのです。
決して悟りの高い内容でもなければ、文学的名文でもありません。
ただ、主語がはっきりして、言いたいことが明確に伝わり、根拠も明確になっているので、十分「読ませて、信じさせて、行動させる」文章なのです。
◆書くネタの見つけ方
つまり、自分になんらかのスキルがあり、「どういうことに困っている人」なら助けられるのかを見つければいいのです。
そうすれば、智慧のアウトプットをして富を得ることができます。
結婚相談所にくわしいなら、「ニーズはあるけどためらっている人」のために、ガイダンスをしてあげる。
ミュージカルにくわしいなら、「観たいけどチケットの取れない人」のために、秘訣を教えてあげる。
智慧を富に変えることにくわしいなら、「やってみたいけどやり方がわからない人」のために、ポイントを教えてあげる。
こういうことが何かあなたにできませんか?
それを探してください。
と言っているのです。
一回で書けないぐらい大きなテーマなら、何回にも分けて書いてけっこうです。
私も「ブログで智慧をアウトプットして富を得よう」というテーマで、何十通分も記事を書いていますよね。
ただそのとき注意点は、「ブログで智慧をアウトプットして富を得よう・その1」、「同・その2」、という具合に同じタイトルの通し番号にしないことです。
こんな「その1」「その2」とやられて、「その28」まで読む人は滅多にいません。
タイトルがワンパターンで飽きてしまうからです。
同じことを言うにしても違う角度から、違うタイトルをつけて語っていってください。
私も同じ「BTT」のテーマでも、「智慧のアウトプットから始めよう」とか「消費は節倹・投資は大胆」とか「ウォルト・ディズニーの心」とか、いろんな切り口でタイトルをつけて変化に富んだお話をしているでしょう?
これらは『富伝道ランド』から直接申し込んだ方は知らないタイトルでしょうが、私の別のメルマガを読んできた人にはおわかりになるはずです。
一つのことをいろんな角度から説き去り、説き来たれることが、智慧を富に変えるときには必要なのです。
◆文章を書く練習
さぁ、いろんなことを説いてまいりました。
あと必要なのはあなたの実践です。
大事なことは「文章を書くこと」です。
ブログ開設の方法がどうしてもわからない人は、あとでフォローしますから、いまは「文章を書くこと」だけでいいです。
もちろん自分でやれる人は、どんどんブログ開設をして書き始めてください。
私にURLを教えてくだされば、ぜんぶ観てますので、アドバイスすることが可能です。
もっと簡単な方法は、アンケートのコメント欄に、セミナーで学んだスキルを使って文章を書いてみることです。
1、「どこが」「どういうふうに」よかったか具体的に書いてください。
2、なにかを「立論」したら、「理由」を述べ、さらに「たとえや事例」で補強してください。
3、「私はこういうタイトルで文章を書いてみたいが、どうか?」と訊いてきてください。
智慧のアウトプットをアンケートのコメント欄で練習してみてください。
ぜんぶ目を通しております。
◆「困った」の究極の解決法
また個人セッションのお申し込みも次々に入ってきております。
「で、自分はどうなのか」を訊きたいというニーズは根強くございます。
やっぱり困っていることは、自分向けにカスタマイズされた解決法を聞きたいはずです。
一対一だと十倍くらい細かい質問が来ます。
そのすべてに迷っているから、先に進まないんですよね。当然です。
それを一つひとつ解決していくことによって、せき止められていた川は流れ、淀みは清流に戻るのです。
個人セッションと特別メールセミナーを連動させると、効果が倍増することでしょう。
「困った」の究極の解決法は個人相談にあるといえます。
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https://55auto.biz/bigthink/touroku/entryform12.htm