単刀直入さの大事
遠江(とおのえ)です。
少し前から文章力に関するお話しをしていて、今日はその第5回目ですね。
一人ビジネスを始めて富を得るには「文章力」が必要、ということを言っています。
その文章力はトーク力の基礎にもなり、もっと大きな世界に出て行くときの武器にもなる。
「もっと大きな世界」とは、人前で喋ったり、メディアに出たり、チーム・組織をつくったりすることだと思ってください。
そのすべての基礎に文章力はあると考えます。
なぜなら文章を書くときには、論旨を考え、一語一語、言葉を選びますから、不用意に喋るのよりずっと思考訓練になるからですね。
だから文章修行をした上で話すと、そうでない人より、よほど内容のあることを伝えられるようになります。
その一番の違いは「単刀直入に結論が出せる」こと。
また、そうならねば文章で思考力を鍛える意味はない、と私は考えます。
◆言葉の意味
「単刀直入」とは何か。
それは要点を短く示せるということです。
回りくどくて、結局何を言っているのかさっぱりわからない話を聞かされるのはストレスでしょう?
しかも時間を奪われますよね。
だから情報量の多い時代の要請として、端的に要点がわかるものに人気が出ます。
テレビでもYouTubeでも尺が長いと嫌われるでしょう?
トークが間延びして、聞いていてもどかしいわけですね。
それは文章でも同じこと。
回りくどい文章はそもそも読まれませんから。
◆中道の智慧
ただ、単刀直入といっても、主張が乱暴になってはいけません。
単純化しすぎて、他をすべて切り捨ててもいけないのです。
単刀直入が大事だからといって、ゆったりした「わびさび」の世界を否定しているわけではないですよ。
私も京都を歩くときは、哲学者のようにゆっくり逍遥するのが好きです。
思想の「ひだ」の部分を楽しむといいますか。
たとえばAが大事だと主張をする場合、
Bが大切なことも場面によってはあるわけです。
ただ、AもBもいいんだと言うと、聴いている方はどうすればいいかわからないので、
こういう場合にはAをやるべき、と結論を述べているだけです。
都会でテキパキ仕事をするのは大事でも、たまには田舎道をゆっくり歩くのもいい。
でもきょうはスピーディーに行きますよ、というようなことですね。
これは一種の中道の智慧です。
こういう、豊かな「ふくみ」があった上での単刀直入さが大事だと思います。
◆単刀直入の功徳
単刀直入な文章が書けるようになると、よく読まれるようになるでしょう。
富伝道において「よく読まれる」ということは、「よく信じて」もらえ、やがて「よく動いて」もらえるようになります。
チラシを書いても、読まれずにゴミ箱行きだと悲しいじゃないですか。
ブログを書いても、最初の方だけ読んで離脱されtら残念でしょう?
セールスレターを途中で閉じられtら、そこで話は終わってしまいます。
だから、読んでもらうために単刀直入に書く。
実際は、最後まで読んでもらえれば、もう成果があったも同然なのですね。
光が通ったということですから。
回りくどい文章は途中で撃ち落とされますが、単刀直入な文章は目的地にまで届くのです。
◆リアルセミナー予告
では、単刀直入な文章を書くには、どうすればいいのか?
これは秘伝ですから、そう簡単には教えられません。
まずはご自分で考えてみてください。
もちろん以前言った、最初と最後に結論を持ってくるということも方法の一つです。
ただそれ以外に、大事なことはいっぱいありますね。
私の場合は、その練習方法も開発しております。
実際にやってきたことなので、教えられることはいっぱいあると思ってください。
こういうマル秘部分に踏み込んだリアルセミナーを6月に企画しています。
ご興味ある方は、下のアンケートにお答えくだされば、ニーズに合ったセミナーをお出しできます。
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