個性的な時間
遠江です。
◆時限キャンペーン
昨日リリースした「富伝道ナビ」の案内レターは、一週間の時限キャンペーンになっていて、
レターを開いた瞬間からカウントダウンが始まるようになっています。
すると、それぞれの方に別々の時間が始まりますので、ぜひやってみてください。
(無料で体験できるようにしてありますから、安心して開いてくださいね)
時計の針は同じ時刻を指していても、実は我々は違った時間を生きている。
それがすなわち「個性的な時間」、というのが今日のテーマです。
◆客観時間の違い
みんな同じ時間を生きているように見えて、実は全然そんなことはないというのは、
海外に渡航してみればすぐわかること。
私は10年ほど前、しばらくブラジルに住んでいましたので、
日伯間をかなりの回数行き来しましたが、時差になじむのはそう簡単ではありませんでした。
成田空港から飛び立って、いったんニューヨークに着くと、もう14時間も時差があって昼夜が逆転している。
今度はニューヨークからサンパウロまで飛ぶと、さらに時差があって、日本とはちょうど12時間差となり、昼夜が真反対になる。
しかも飛行機にトランジットを入れて30時間も乗っているから、最初は時間の感覚がまったくつかめません。
機内にいると、基準時間が変化しながら時刻も動くので、時差ボケしてしまうのですね。
これは、時間が緯度によって違うという経験ですが、なかなか不思議なものです。
◆主観時間の違い
また主観的な時間のほうになると、同じ場所にいても、人によって違う流れ方をします。
ゆっくり生きている人と、急いで生きている人では、同じ1時間でもかなり違う感覚があるでしょう?
早めに家を出れば、季節の移り変わりを味わいながら詩人のように歩けても、
遅刻しそうになって焦っていると、アクションドラマの主人公気分になったりして。(笑)
さらに、同じ人でも年齢によって時間の流れ方は違いますね。
小学校の頃はあんなに一学期が長かったのに、歳を重ねるとアッという間に一年経つと感じませんか?
しかも実際は、「ゆっくり・急いで」というような二分法ではなく、もっと無段階に細かく違っているというのが実情でしょう。
だから、みんな個性的な時間を生きているのです。
この時間の個別性は、私の教育法にも大きな影響を与えました。
◆「学んでもなかなか実践できない問題」の核心
個性的な時間を生きている人が、富伝道なら富伝道を実践しようという場合、
教えの選択やその取り組み方も、ほんとうは個性的におこなうべきなのですね。
今回、メールセミナーにて「幸福繁栄の秘訣」から「プロモーション」まで、10回の講義をしてきましたが、
それぞれの人がいま一番実践すべきは、その中の1つか2つです。
その1つに集中するから、壁を突破して次の段階に行けることを知りましょう。
つまり、今回のセミナーは段階論になっていますから、自分の位置さえ特定できれば、
その階層の教えにしっかり取り組んでおれば、道は次々開けるのです。
ところが、講義内容をすべて実践しなければならないと思い込めば、たくさん教えがありすぎて、道に迷ってしまうのですね。
これが「学んでもなかなか実践できない問題」の核心です。
◆オーダースーツのたとえ
もう一つ注意点を挙げるなら、同じ学びでも人によって適用の仕方が違ってくる、ということでしょうか。
ポジショニングならポジショニングでも、どのジャンルを選ぶかによって、その後の実践法は当然変わるでしょう?
講義でいくつかの例を出すことはできても、その人にぴったりのオーダーメイドというわけにはいきません。
ちゃんと採寸して仕立てないと、体にぴったりフィットした、お洒落なスーツにはなりませんよね。
だからビスポークといって、お互い話をしながらピッタリ感をつくっていくのです。
また、年齢によって体格が変化するので、それに合わせてウエスト調節が必要になったりもする。
これも変化の速さで時間感覚は違ってくるでしょう。
速く大きくなる人と、じっくり成長する人では、時間の流れ方が違うのですよ。
そうすれば、指導法も少し変えたほうがうまくいくというもの。
だから、学んだことをどう自分に当てはめるかには、細心の注意を払わないといけません。
◆完璧を求めすぎてもいけない
ところがこう聞くと神経質になりすぎて、トライすること自体に躊躇する人が出てきます。
しかし、何も行動しなければ、今度は時間が停滞することになりかねません。
それももったいないですよね。
あとから修正をかけていけばいいのだから、とりあえず始めてみる、という考え方も大事です。
これは時間の経過を味方につける考え方ですね。
つまり、イノベーションさえ怠らなければ、時間がやがて解決してくれるということ。
問題になるのは、間違うのを恐れすぎたり、変わるのをおっくうがるからです。
時間が個性的に流れていくのは自然の理(ことわり)なのだから、
その流れ自体にさからってはいけません。
上手に舵取りしながら川を下っていけばいいのです。
その「舵取り」のところに、上手な教えの適用が要ると知りましょう。
◆ジャストフィットの実践法
今の自分に必要な教えを、ピッタリ合った実践法で行うと、みちがえるように成果が出始めます。
もちろん最初は徐々にですが、筋が間違っていなければ、すくすく伸びていきやすいのですね。
そして上手に成長していけば、0から始めてもけっこうな富が得られることを知ってください。
成果がなかなか出ないのは、実践不足か、実践の仕方が違っているだけ。
ですから個性的な時間を生きている自分に、ピッタリ合ったやり方を見つけてください。
下のリンクを開くと、あなた固有の時間が始まる中で、
いろいろ学べるようにつくってあるのでおもしろいと思いますよ。
http://03auto.biz/clk/archives/voserc.html