今宵、銀河の片隅で
遠江(とおのえ)です。
いよいよ「ブログ起業法」の講義も最終回になりました。
いかがだったでしょうか。
私は8日間、全力を投入してこのセミナーに張り付きました。7泊8日の合宿セミナーをやった気持ちです。
講義内容は全部で5万文字ありますから、本一冊分ぐらいのボリュームがあります。
朝は講義の内容を考え、昼はさらに肉付けをし、夜はアンケートの戻りを熟読し、空いている時間にたくさんの個人セッションを行いました。
「アメブロ起業塾」にもけっこう申込者が集まっているようです。
十万円の価値があると言いましたが、百万円の間違いでしたね。(笑)
当初の予想を超えて、現段階で600名もの受講者に集まっていただき、まだまだ新規登録者が増えている状況です。(現在約1,000名:160614)
百万円いただいていたら六億の仕事か。(笑)
でもお陰さまで「セミナー受講者数」「個人セッション」「アメブロ起業塾」に結果が出ましたので、われわれのマインドも大いに向上しております。
◆「ブログ起業法」の十大ポイント
それでは、セミナーでお伝えしたことをまとめておくために、過去7日間の内容から10個の重要ポイントを抜き出しておきましょう。
大事なことはもう一度繰り返し伝え、さらに理解を立体的にしていただくために、別の観点からも説明を加えていきます。
それではまいりましょう。
【1】ブログの四大利点
ブログには「練習場」「ショーウィンドウ」「資産」「母艦」という、他の媒体にはない優れた利点があります。
①「練習場」というのは、ブログは、やり直しが効くかたちで人に見てもらいながら文章修行ができる最適な場だ、ということです。
②「ショーウィンドウ」というのは、ブログに智慧のアウトプットを陳列することで、無名の自分が何者であるかを世にアピールできるということです。
③「資産」は、書いた記事が無駄にならず貯金することができ、のちのち富を引き寄せてくる磁場を形成できる、ということです。(※第一回では「貯金」とまとめましたが、「資産」のほうが適切でしょう)
④「母艦」とは、のちのち、ここからショップを立ち上げたり、メルマガを発行したり、個人セッションを始めたりすることのできるキーステーションになりうるということです。
だから自分のブログを開設しましょう、自分のステージを持ちましょう、とお薦めしているのです。
【2】リサーチ重要論
いいコンテンツ(ここではブログの文章のこと)をつくる秘訣は、リサーチをしっかりしておくことに尽きます。
リサーチの甘いコンテンツは、ニーズに当たらず、内容も机上の空論になりがちだからです。
みんなの「困った」を拾い集めて、その答えを考え抜き、必要に応じて本を読み、人に訊き、的確に応えようとすることが、いいコンテンツになる条件なのです。
問題をいただいてから回答を考える現在進行形のスタイルでけっこうですから、「リサーチ」→「答え」という2サイクルエンジンを回していけば、高い専門性がなくても無尽蔵に智慧のアウトプットができるのです。
「リサーチ」にはさらに幅広い意味があり、成功しているものを調べたり、新しいものを見に行ったりすることも大事です。
私はこのセミナーを始める前に東京ディズニーランドをリサーチし、このセミナーが終わる前には、全世界で評判の映画『スターウォーズ/フォースの覚醒』をリサーチしてきました。
この実地調査は確実にコンテンツの付加価値を上げるために貢献しているはずです。
また、みなさまからいただいたアンケートを味読することもリサーチになりますし、個人セッションをやることも重要なリサーチになっています。
【3】習慣の力
ブログに記事を書き続けるために必要なのは、「習慣化」することです。
ブログを母艦に起業して収入を得ようと思う人は、朝起きたらすぐに記事を書くことを薦めます。
疲れがリフレッシュされ、インスピレーションが降りやすい早朝は、知的アウトプットのゴールデンタイムだからです。
副業でやる人も朝がベストですが、次善は夜帰って入浴したあとです。
リフレッシュした直後に記事を書くようにしてください、というのが遠江のアドバイスです。
そして、決まった時間に決まったことをするという、自分なりのルーティーンをつくって記事を書くことです。
『知的生活』の著者ハマトンの言うように、機械的努力、植物的努力のできる人が、たくさんの知的アウトプットをできる人だからです。
【4】立論・理由・たとえ・実例
説得力のある文章を書くためには、何かを主張したら、必ずその直後に理由を述べてください。
根拠のない立論には論理的説得力が出てこないからです。
さらにそのあと、たとえや実例を入れて、立論を補強してください。
抽象的論理だけで具体的描写がないと、机上の空論化しやすいからです。
一つの主張を補強する複数の事例が出せたら、説得力はたいへん上がります。
たとえば私はセミナーのなかで、「『困った』の究極的解決法は『個人セッション』だ」と主張しました。
直後に「なぜかというと困っていることについては、自分向けにカスタマイズされた解決法を訊きたいからだ」と言ったのが「立論の根拠」になります。
また、「サンタクロースが相手によって違ったプレゼントを用意するように」と言ったのが「たとえ」になります。
そして、何人もの個人セッションのあらましを具体的にお伝えしたのが「事例」になるのです。
ブログで智慧のアウトプットをするときは、こういうふうに論理的説得力を持たせつつ、ある程度まとまった分量(1200文字以上)書いていくことが大切です。
短いつぶやきでは「立論」も「根拠」も「たとえ」も「実例」も十分に入れられないからです。
さらにエンターテイメント的に、途中で歌ってみたり、ときには日記風に朝起きてからのことを書いてみたりする「遊び」も、全体の2割以内に入れたほうがふくらみが出ます。
あまりにも論理的過ぎる文章は、冷たく感じておもしろ味に欠けるからです。
【5】タイトルこそ命
「タイトル」とはその記事の「看板」です。
看板を見てお客さまは集まってきますから、ここにキャッチーなキーワードを入れて集客における引き寄せをするべきなのです。
みんな何かに困ってパソコンで検索するわけであり、その検索キーワードこそが、困っていることの正体です。
結婚相談所に行こうか行くまいか迷っているから、「結婚相談所」というキーワードで検索するのです。
不登校の子の受験で困っているから、「不登校」と「受験」のダブル・キーワード検索するのです。
そのとき「不登校の受験生を持つ親御さんへ」などとタイトルにつけておけば、検索上位に表示されて、大勢に読んでもらえる可能性が出てきます。
また、対自分においても、いいタイトルを思いつくと、文章がスラスラ出て来やすくなります。
タイトルが磁場を創って、いい智慧を引き寄せてくるわけです。
「いい質問を受けたら、いい答えが引き出される」原理と同じです。
たとえば、『シャーロック・ホームズ』があれだけロングセラーの人気があるのは、ワトソンがいい質問をして、ホームズがそれに答えるからです。
あるいは、『ファーストキャッシュを得る方法』というタイトルがキャッチーであれば、その答えを書くことによって、多数の読者が集まるわけです。
【6】一人で百人、二百人、三百人
多くの人に影響を与えるためには、一人で百人、二百人、三百人という「一対多」の世界をつくる必要があります。
また、多くの人に読んでもらえるからこそ、そこから大きな富を引き出すことが可能になります。
そのとき、インターネットの強みを生かしてブログで智慧を発信することが、大きなレバレッジ(てこ)となります。
たとえば、開設したばかりのブログに「晩年を生きる智慧」について書いた77歳の女性は、翌日自分の記事に124人の読者を集めました。
これは、一人で124人に伝道したのと同じです。
リアルで124人に伝えようとしたら、毎日一人に会っても4カ月かかります。
それが、ブログに2時間かけて書くだけで、寝ている間にも読者を集めてくるのです。
インターネットの世界は正しいスキルを学んで実践すれば、一人で数万人の人に影響を与えることが可能です。
だから伝道したり、富を得たりするときに、ブログに智慧のアウトプットをすることは、きわめて効率的な方法になるのです。
【7】守・破・離の守
新しいことを始めるとき、いちばん試行錯誤の少ないやり方は「守・破・離」の「守」を守ることです。
お手本の言うことを素直に真似して、基礎固めをしておくと、最短の時間であなたのよさを開花させることができるでしょう。
つまり、「守・破・離」の「守」を守ることは、失敗のリスクを最小限に抑える王道になるのです。
だから、新しいことを始めるときは、プロの言うことを聞き、まずは基本から押さえていきましょう。
自分なりの工夫をしたり(破)、独自のスタイルをつくったり(離)するのはそのあとでかまいません。
茨の道を歩かなくても済み、スムーズに遠くまで行ける最短の方法が「守・破・離」の「守」を守ることなのです。
【8】個別の創意工夫
ただし、「守・破・離」の「守」を守るといっても、教えを自分なりに実践するためには「個別の創意工夫」は必要になります。
なぜなら各人の置かれている立場が違うので、その応用動作もそれぞれ違ってくるからです。
たとえば、「アメブロで智慧をアウトプットして富を得る」といっても、イメージコンサルタントと薬剤師と歯医者ではやり方が微妙に異なってくるでしょう。
そのとき「私ならどうするか」というアイデアが出せなければ、教えを実践して結果を出すことはできないはずです。
もちろん自分で考えつくのが基本ですが、それが難しい人は、経験と智慧のあるプロにアドバイスをもらうことが大きな時間短縮になります。
【9】リスクを取ること
与えて与えて与えるときに、決してしてはならないことは、相手をがっかりさせることです。
相手をがっかりさせる最たるものは、リスクを取らずに言い訳することです。
先に言い訳して、プレッシャーを軽くしておこうという後向きの浅知恵が、人をがっかりさせるのです。
逆に、リスクを取って受けて立ち、与えて与えて与えようとするとき、人は感動するのです。
たとえば、「下手くそな料理なので、おいしくなくても怒らないでね」などと事前の言い訳をすると、せっかくの与える愛が急速に輝きを失います。
少なくともそれは「智慧をアウトプットして富を得ようとする」人の取るべき態度ではありません。
そうではなく、「腕によりをかけてつくってみたので、どうぞ一口お食べください」とリスクを取ってオファーすべきなのです。
【10】身銭を切る
富を得るための黄金律は、身銭を切って学ぶことです。
身銭を切らなければ明かされない奥義というものが、世の中には厳然としてあるからです。
身銭を切ることのなかに、あなたに重要な変化を起こさせる要因がいくつも入っています。
まず、身銭を切ったとき、お金の取れるサービスとはどういうものなのか、という生きたリサーチができるはずです。
つぎに、相手のオファーに乗ってみることで、自分が人にオファーして乗ってもらえる説得波動が、代償の法則を通じて身につきます。
「代償の法則」とは、何かを得るためには、何かを差し出さねばならないという宇宙の法則です。
何も差し出さずに、相手から得ようとしても、なぜか最も大切なものは手に入らないのです。
代償を払った人は、「その代償分をきっと取り戻そう」といういい意味での情熱が出ますので、それが精進を本物にして、結果を出させる誘因になります。
だから「いいサービスだ」と判断したなら、身銭を切って受けてみることが道を開くのです。
◆まとめのまとめ
以上、BTTセミナーの十大ポイントを挙げて解説しました。
新たな観点をたくさん入れたので、理解がより進んだのではないでしょうか。
もう一度十個のポイントを振り返ると、
「ブログ」
「リサーチ」
「習慣」
「立論・理由・たとえ・実例」
「タイトル」
「一人で百人、二百人、三百人」
「守・破・離の守」
「個別の創意工夫」
「リスク」
「身銭」
です。
これら十大ポイントは、
1、ブログ開設
2、文章の書き方
3、収入の得方
という3つカテゴリーにすべて入ります。
そして、その3つカテゴリーは、
「アメブロで智慧をアウトプットして富を得る」という1つのテーマに収まるのです。
あるいはそれをさらに縮めて、
『富伝道』
という1点に収斂させることが可能になります。
宇宙の本質は「握一点・開無限」といいます。
これは、「握れば一点に集約され、開けば無限に展開する」という意味です。
BTTセミナーも握れば「富伝道」という一点に集約され、開けば8日間のセミナーに展開するのです。
どうかBTTセミナーを受けた成果として、「富伝道」の悟りを増してください。
そして、富伝道を実践して使命を果たしつつ、大金持ちになっていただきたいと思います。
……今回のBTTが、
「遠い昔 はるかな銀河の片隅で
ある伝説的なセミナーが行われた」
と、語り継がれるようになれば幸いです。
これが、『スターウォーズ』をリサーチしてきた成果になるのかもしれません。(笑)
長い間、ありがとうございました。
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