私が考える「受けてみたいセミナー」
遠江(とおのえ)です。
きょう午後から、今年の2月に始めて1年間やっている生涯現役塾の東京があって、そこで文章力をテーマに一回やります。
来月やる文章力セミナーと全く同じ内容ではないですが、試運転的に塾バージョンをやろうと思うのですね。
事前に塾生の方々が普段ビジネスで書いている文章を送ってもらったので、
理論を話した後、実際の添削や模範例も出してみようと思っています。
秘訣を聴いた後、すぐに実例を出して、私ならどうするか、というところまで踏み込むので、これはおもしろいのではないでしょうか。
「私なら、こんな文章セミナーを受けてみたかった」
と言えるものを、つくりたいのですよね。
◆受けたいセミナー3つのポイント
私が受けたいと思う文章セミナーとはどういうものか?
まずは、
━━━━━━━━━━━━
1、理論として秘訣が明確に説かれている
━━━━━━━━━━━━
ということでしょうか。
いろいろと周辺の話は出てきても、バチーっと核心が示されないと、やはり物足りません。
ここの「論点出し」に当たる部分が切れてないと、あといくら流れをつくっても、そもそもおもしろくない。
私はここ数日、富を得る文章力の秘訣として、論点出しを続けていて、
ついさっき書き足したものを入れて、31の論点が今のところ出ています。
これを一回のセミナーでやるのは到底ムリなので、大事なところをいくつか選んで話すことになるでしょう。
PRを含めて申せば、どれも他ではあまり聞いたことのない、オリジナリティのある秘訣だと思っています。
さて、二番目に挙げたいことは、
━━━━━━━━━━━━
2、その理論を証明する事例がたくさん出てくること
━━━━━━━━━━━━
理論はよくわかっても、抽象的な話で終わって、具体的な実例が出てこないと、まだよくわからなくないですか?
「つまり」こういうこと、と言われた後には、「たとえば」という話が聴きたいですよね。
それで初めて「ああ、さっき言ってたことは、こういうことだったのか」と腑に落ちるでしょう。
この「なるほど!」と深く唸る感じがほしいと常に思っています。
抽象があったら具象がほしくなるし、具象があったら抽象がほしくなる。
ごはんとおかずの関係のようなものですね。
文章力セミナーということで、もう一つ挙げれば、
━━━━━━━━━━━━
3、いけてない文章が、いけてる文章に変わっていくのを目の当たりにできる
━━━━━━━━━━━━
こういうのがあれば嬉しいですね。
これはいわゆるビフォー・アフターの話ですが、
知りたいのは「ここからどういうふうに変えていくか」ということ。
問題点の指摘されたり、模範を示されただけでは、まだ、どうしていいか今イチわからないじゃないですか。
具体的にここをこんなふうに変えたら、これだけ印象が変わるというものも見たい。
これしかないという完璧な正解は出せなくても、こちらなりの改善策を示すと勉強にはるはずです。
まぁここに智慧とエネルギーがかかるわけですが。
◆まとめ
こういう3つが揃えば、私ならぜひ受けてみたいセミナーになりますが、あなたはいかがですか?
結局、1番の秘訣を、2番3番で展開したかたちであり、前者が「論点」、後者が「流れ」とも言えるでしょう。
結局のところ「論点」と「流れ」が大事だということですね。
そこは文章もセミナーも一緒。
だからこそ、セミナーは文章力を上げるのに役立つのです。
私が考える受けてみたいセミナーをご用意してお待ちしております。