『富伝道のススメ』まえがきの解説

遠江です。

きょうから私の発刊している電子書籍「『富伝道のススメ』講義」を始めたいと思います。

さて、最初はなぜ私が「富伝道」なるものを薦めようと思ったのか、というところから入りたいと思います。

「まえがき」の冒頭に

>「富伝道」とは、道を伝えて富を得ることです。

と書いてあります。

つまり、人の役に立つ智慧を伝えて収入を得ることができれば、人も幸福にできるし、あなたも自由が手に入るので、素晴らしいですよ、ということを言いたいのです。


◆避けるべき二つの道

その逆に避けるべき二つの道があると私は考えています。

その一つが、

>道を伝えても貧しい人がいます。なかなか続きません。

というやり方です。

つまり、人の役に立つ智慧を一生懸命伝えようとしてはいるが、稼げていない人ですね。

これはそもそも食べていけない、という物理的な意味で続かないし、モチベーションが続かないという精神的な意味でも続かないと思うのです。

やはり、本当に役に立っているなら、相手から感謝されるでしょうし、その感謝がお金に変わってあなたの懐に入ってくるべきなのです。

なかには清貧の思想に染まっている方がいて、「そんな、お金を貰ってはいけない」という罪の意識に苛まれていたり、無意識に「お金はいいですよ」と言ってボランティアに甘んじたりしますが、さぁどうでしょうか?

私は単に続かないというだけでなく、「タダでやる仕事はそんなにいいものにはならない」という考えを持っています。

「タダだからこの程度で十分でしょ」、「うん、タダだから仕方ないよね」というやり取りから本当に優れたものは残らないと思います。

だから、「道を伝えて貧しい」という轍は踏まないでいただきたい。と申し上げているのです。

そして、避けるべき二つ目の道が、

>人を道に迷わせて富を得る人がいます。厳しい反作用が来るでしょう。

ということなのです。

俗にいう詐欺ですが、そういう意識はなくとも、「後のことはあなたの責任なんだから私は知りませんよ」的な俗にいう「売り逃げ」はするべきではないと思います。

そんなことをしていたら、一時は売れてもやがて必ず顧客は離れていくし、そもそも売っている方に徳がなくなります。

人間としての徳を失った心の状態のことを、仏教では「貪・瞋・痴(とん・じん・ち)」といいます。

「貪」とはあさましく貪る心。「瞋」とはカーッとなる怒り。「痴(正しくは病だれに疑と書く)」とは愚かなこと。

詐欺的行為を重ねると、いつしか「貪・瞋・痴」の三毒におかされて、地獄に堕ちてしまうのです。

だからどんなに儲けても割に合いませんので、決してこの道に入らないよう自らを戒めておくべきです。

そんな悪しき両極端を去った、行き詰らない道が「富伝道」なのです。


◆伝道>営業

次は、「伝道」と「営業」の違いについてです。

>「伝道」とは「使命感」と一体の言葉であり、「営業」より遥かに強い概念です。

「伝道」とは英語で”Mission Work”(ミッション・ワーク)と書き、そのまま「使命の仕事」という意味になります。

キリスト教の世界伝道を行ったイエズス会の南米伝道を描いた「ミッション」という映画があります。

ロバート・デ・ニーロが回心して宣教師となり、命を賭けた伝道をしていく物語ですが、実際彼らは命がけでした。

フランスのモンパルナスの教会で、「地の果てまで伝道しよう」と誓い合って世界に散った彼らですので、そんじょそこらの志ではないのです。

私は、智慧を人に伝えてお金を貰おうとするなら、「伝道」の志を持つべきだと考えています。

単にちょっといいものを売り込んで買ってもらう、という意識では大きな成功は望めないと思うからです。

もちろん命がけの必死さを前面に出してやることではなく、静かな決意でもって、信ずるところのものを弘めていくという意味においてです。

ただ、「自分は伝道をしているのだ」という使命感は確実にあなたを成果に導くでしょう。

それだけの単なる「営業」より遥かに強い歴史的沿革が「伝道」という言葉にはあるからです。

智慧を富に変える仕事は、言葉を扱う仕事ですから、強い理念を含む言葉を最初に据えたほうが勝つのです。

私は「伝道」と思ってすべてのメルマガを書いております。

>私は営業にも伝道にも身を投じたことがありますが、「営業より伝道のほうが強いこと」は紛れもない事実です。

私は江副浩正社長時代のリクルートで営業をして、同社の最強部門で二期連続MVPをとったことがあります。

また大川隆法率いる幸福の科学の伝道師として、日本各地とブラジルで二万人以上の伝道をしてきました。

その経験からいって、どちらが自分の魂に強いインパクトを与えた仕事だったかと訊かれれば、迷うことなく「伝道のほうだった」と答えます。

どちらも「聴いてもらい」「信じてもらい」「行動してもらう」という壁を越える仕事でしたが、チャレンジの舞台に立つ覚悟において、「伝道」にはやはり「命がけ」というしかない静かな闘志を感じ続けておりました。

そして、どちらに魂の深いところまで響いてくる喜びがあったかと訊かれれば、やはり「伝道のほうだった」と答えるしかないのです。

「自分はいま地上での最も大切な仕事に従事している」という永遠の今を感じるときが、伝道の瞬間なのです。

「永遠の今」という言葉を私なりに説明すれば、「いついかなる場所でも」、「いまが紀元前で、ここがアンドロメダ星雲の片隅でも」、この「自分はいま最も大切な仕事に従事している」という実感は変わらないだろうな、という予感です。

むつかしかったらすみません。


◆「富伝道のススメ」

それだけの思い入れがあって、私は

>あなたもぜひこの本を読んで、「富伝道」に一歩踏み出してください。

と申しております。

なぜなら、

>それがあなたに生きがいをもたらし、経済的・時間的自由をもたらすことになると信じているからです。

「富伝道」には、強い生きがいが伴います。

「いま自分は最も大事な仕事に従事している」という手応えがあるからです。

そして、「富伝道」に成功すると、経済的・時間的自由を手にすることができます。

比較的高価な代価を、自分のペースでやる仕事にて得ることが可能だからです。

だから、

>使命を果たしつつ、豊かになる。それがこの本の目指すところです。

とくくっているのです。

その「富伝道」は、すべてが「智慧をアウトプットする」ところから始まります。

ですから、

「智慧」とは何か?

「アウトプット」はなぜ大切なのか?

「そこから富を得る」にはどうしたらいいのか?

という「What」「Why」「How」という疑問に対する答えをすべて腑に落としておくべきなのです。

それらについては、次回以降語ってまいりましょう。

まだこの講義のテキストを買っていない方。ぜひ、手に入れてください。

これはあなたが「富伝道」に成功するためのバイブルとして精魂込めて書いたものだからです

※電子書籍を読むためには「kindle」という無料ソフトをダウンロードする必要があります。

パソコンの方はこちらから。→https://www.amazon.co.jp/gp/digital/fiona/kcp-landing-page

スマホの方は「kindle」というアプリを無料ダウンロードしてください。

ご購入はこちら『富伝道のススメ』

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ