家計簿の秘密
遠江(とおのえ)です。
◆家計簿
私は生活者としても起業家としても、富を得るためには「家計簿」をつけるべきだと考えています。
実際、私はスマホのアプリ(「らくな家計簿」)を使って、あらゆる金銭の出入りをつけ、自分の資産の全貌を常に把握しています。
財布に入っている小銭に至るまで、一円の狂いもなく家計簿とキャッシュが合致しています。
なぜ、それを徹底するようになったかというと、史上最大の大富豪であるジョン・ロックフェラーを研究した結果、「家計簿」をつけ続けたことがこの人の原点であることをつかんだからです。
私は元々、大きく考えることが好きで、細かいことは苦手だったのですが、「なぜ家計簿が大事か」ということを、ロックフェラーを徹底的に研究することで心の底から腑に落ちたのです。
だから、自己変革する秘訣は、「何をすべきで」「なぜそれが大事か」を腑に落とすことだとつくづく思っています。
とにかく私は家計簿つけを実践してみて、大きな富を得るためにはこれが大切であることを深く実感しています。
◆富を得るための法則
富を得るための法則は大きく3つあるのです。
一つは、「与える者は与えられる」という法則です。
だから私は自分の智慧を隠しだてすることなくこのサイトにアップし続けています。
最高の自己を差し出すことが、最大の富を引き寄せることを知っているからです。
この法則が信じられない人は、お金が貰えたら智慧も出すが、貰えなかったら出さないというふうに、とにかく出し惜しみをします。
その結果、そもそも見込み客を集める「集客」が痩せていって、ジリ貧になることがわからないのです。
人が驚くようなとっておきの智慧を惜しげなく出すからこそ、そこに人が集まり、磁場ができ、ファンが増えて、リピーターがつくのです。
それは肉体を使ったサービスでもまったく同じことが言えて、与える者は与えられる世界が、きょうもあちこちで起こっています。
二つ目は、「富はその使い方を知っているもののところに集まる」という法則です。
これはもし、自分の望む額のお金が手に入ったとしたら、どう使うかということを常々考えていると、そのお金が引き寄せられてくるという法則です。
宝くじで一億円当たった人が、意外にその後成功していない、というのはこの法則に則っていないことが原因と思われます。
ある人は大金が突然入ったとき、アパートの入口のところにある戸棚に大量の札束を入れておき、毎日遊びに行くたびにそこから手づかみで札束を取りながら、出て行ったら半年でなくなったそうです。
そんなもので、身につかない泡銭は最初五万、十万の無駄遣いでも、やがて百万、一千万の放蕩につながってしまうものです。
入ってきた一億円を増やせるのは、その一億円で十億円の事業を起こせる人だけといってよいでしょう。
◆節倹
さて、三つ目の法則が、これが「節約倹約」なのです。
実は私は3つの富の法則を逆から言っていったので、ほんとうはこの「節約倹約」が一番初めにくる鉄則なのです。
「節倹」のポイントはシンプルで、「入った額より使った額を少なくして黒字化する」ということです。
こんな簡単な足し算引き算の世界なのですが、人間とは甘い方にズレていくもので、丼勘定にしていると、私の経験でも必ず遣い過ぎてしまうものです。
もっと残っているはずなのに、預金残高を見たらかなり減っている、という体験はあなたにもありませんか?
冗費の積み重ねはチリも積もって山となるものなのです。
だから「家計簿」をつける習慣が必要であり、これを生涯徹底したのがロックフェラーなのです。
この方は16歳で初めて仕事に就いたときから「元帳A」と名付けた家計簿をつけ始め、大富豪になってからその家計簿を眺めて「これが私の原点だった」と大粒の涙を流し、趣味のゴルフでも自分のスコアをすべて分厚いノートにつけ続けたのです。
ロックフェラーは会社の「経理」からキャリアをスタートさせ、そこで培った節倹力を独立して始めた商売にも遺憾なく発揮し、大きく貯めた資金力で石油事業を大発展させたのです。
富は、まず節倹によって貯めた後、大きく投資することができる人を好みます。
私も富に好かれる人間になりたいので、まずは「家計簿」つけから始めたのです。
◆習慣の大切さ
しかも現代は機器の発達で便利になり、スマホのアプリを使えば、お金を遣った直後に10秒ほど使って入力するだけで、自動的に各種計算をやってくれます。
ロックフェラーがいちいち帳面に付けた膨大な努力を思えば、まさに隔世の感があります。
だから私は言うのです。
富を大きく得たいなら「家計簿」をつける習慣を厭ってはなりません、と。
それを面倒くさいなどと言っていたら、ロックフェラー先生にどやされますよ、と言いたいのです。
この「家計簿」をつける習慣は、個人の資産を増やす力になるとともに、やがて必ず事業を黒字化させ、さらに大きな資金力を使って勝負に出る力にもなるのです。
お金を得たいなら、お金を大事にすることから始めましょう。
それは「節倹」から始めるということであり、具体的に必要な行動は「家計簿」をつけるということです。
それではまた。
「富は、まず節倹によって貯めた後、大きく投資することができる人を好みます。」・・・この心理は、是非、実践したいです。
(^。^)y-.。o○