ブログから始めるべき四つの理由

遠江(とおのえ)です。

私は「智慧をアウトプットして富を得る」道を伝えております。

そして、智慧をアウトプットするステージとして最初に取組むべきなのが「ブログ」であると、考えています。


◆なぜブログなのか?

逆説めきますが、最終的にはブログだけではないのです。

ブログは最初の練習場です。

ブログで「読まれて」「信じられて」「行動してもらえる」文章を書けるようになったら、いろんな世界に出て行っていいのです。

そのあと「メルマガ」を始めていいし、「サイト」をつくってもいいし、「本」を書いてもいいです。

ブログ修行で培った智慧をもとに「個人セッション」をしてもいいし、「有料の勉強会」を始めてもいいし、「セミナー」にトライしてもいいです。

でも、最初のステージでお薦めするのが「ブログ」なのです。

そして、常に戻ってくるホームも「ブログ」だとお考えください。

つまり、ブログは最初の練習場であり、最後の母艦です。

ではなぜブログをここまでお薦めするのか、「ブログの利点」を具体的に4つ挙げておきましょう。


★ブログの利点4ポイント

1、なんどでもやり直しの効く練習場になる

ブログは最初、誰も見に来ません。

だからこそ思うぞんぶん練習ができ、文章の長さも制限なく書くことができます。

ツイッターは140文字の制限がありますし、フェイスブックに長い文章を書いたら嫌われるでしょう?

でも、ブログはあなたの媒体ですから、そこでの決定権はあなたにあります。

だからこそ自由に伸び伸び「素振り」ができるのです。

2、ブログはショーウィンドウになる

あなたがどんな人なのか、最初は誰も知りません。

だから智慧のアウトプットをして、ショーウィンドウを飾る必要があるのです。

それを見て、誰かがあなたのファンになってくれる可能性があります。

どこからか協力者が現れる可能性があります。

あなたを次のステージに引き上げてくれる「貴人」が現れる可能性があります。

なぜか?あなたが自分の智慧をアウトプットしたからです。

ここからすべてが始まるのです。

3、ブログは貯金が効く

フェイスブックやツイッターは書いた端から埋もれるでしょう?

発言した内容を過去に遡って読まれることは、ほぼありません。

でもブログは何年経ってもグーグルの検索で読みに来てくれる人が現れます。

がんばってアウトプットした智慧が無駄にならず、あなたの資産になるのです。

お金持ちになるただ一つの道は、資産形成することです。

やがてその資産は一定の磁場を形成し、お金や人や智慧などの、富を引き寄せ始めます。

智慧のアウトプットには、それだけの功徳があるのです。

4、ブログは母艦になる

ブログは流行り廃れの激しいインターネットにあって、15年以上も生き残っています。

息の長いものが最後にブランドとなります。

エルメスでもロレックスでもベンツでも、みな息が長いでしょう?

一方、mixi(ミクシー)というコミュニティがFacebookの前に流行りましたよね。でも今では完全にすたれました。

ということはフェイスブックが同じ運命にならないと言い切ることはできません。

ツイッターだっていまは「インスタグラム」という新しいライバルが現れています。

そんななか、ブログはアメーバーブログの大盛況に象徴されるように、いまだに根を張って文化として定着しているのです。

だからこそ、ブログはあなたの母艦となって、あらゆる活動をそこから派生させることができるのです。

いかがでしょうか。

「練習場」「ショーウィンドウ」「貯金」「母艦」

こんな素晴らしい特性があるから、私は「ブログから始めましょう」と申しているのです。

とにかく、時代は智慧のアウトプットです。

智慧をアウトプットするから、智慧が引き寄せられます。

智慧をアウトプットするから、人が引き寄せられます。

智慧をアウトプットするから、富が引き寄せられるのです。


◆高い専門性がなくても無尽蔵に智慧のアウトプットができるコツ

これを聞いた人の中には、自分にそんな専門知識があるのだろうか、専門性のあるブログが山のようにあるなかで、自分の書いた記事が果たして読者の役に立つのだろうか、と不安に思うかもしれません。

でも心配する必要はありません。

「困っていることをリサーチして答えていけば大丈夫」なのです。

考えてもみてください。

ブログを読む可能性のある数千万人の人の中には、じつにさまざまなニーズがあり、じつにさまざまな好みがあるのです。

一流の専門家に教わりたい人がいれば、一方で、自分よりちょっと先を歩いている人に手を引いてほしい人もいます。

すでに多額の収入を稼いでいる人から教わりたい人がいれば、一方で、ちょっとだけ稼いだ人に教わったほうが自分には取り組みやすい、と思っている人もいるのです。

実際、リクルートから出産退職したあと、ママ友に「インターネット起業」を教えている女性は、数年前まで普通の主婦、収入はゼロです。

産後まもなく、マンションの一室での慣れない初めての育児と、社会から離れてしまった寂しさから、産後うつにさえなっています。

しかし、そんな普通の人だからこそ「教え方がやさしくて親しみやすい」という魅力をつくって、最初のファンを数人つくったのです。

「私にもできそう」というマーケットを小さく開拓したわけです。

そして、集まった数人のママ友から、インターネット起業をするうえで「困っていること」を訊き出し、その解決方法を丁寧に教えていきました。

悩み多き人の「困っていること」はそれこそ無尽蔵に出てきますので、細かい解決法も無数に編み出さなければなりません。

そのすべてが「智慧のアウトプット」になるのです。

すでに大御所となっている人達は、そんなマンションに集まってくるママ友の細かい悩みまでリサーチしていませんから、ここはあなたの独壇場になりえます。

もちろん、訊き出した悩みの解決法は、一生懸命考え、しかるべき努力をして、最善のものを差し出しましょう。

このときはすでにリングに上がったボクサーと同じで、「実は私も自信がありません」とか「未熟者ですが」などと事前の言い訳をしてはなりません。

受けて立つところにあなたの付加価値があり、存在意義があるのですから。

教えながら学ぶ。それでいいのです。プロだってそうやってる部分があります。

だから、あなたのところに集まってきた人の「困っていることに答える」ことで、高い専門性がなくても無尽蔵に智慧のアウトプットはできるのです。


◆リサーチこそ万能の秘訣

あなたがブログで目指すべきは、必ずしも専門書を書くことではないはずです。

『富伝道ランド』は本に出せるレベルを目指していますけれど、必ずしもそれを真似されなくていいです。

それより大事なことは、あなたに似た人の困っていることを解決しながら、着実に収入を得ることのできる道を「ジョブ・クリエーション」することです。

「ジョブ・クリエーション」、つまり新しい仕事をつくることです。

もちろんそれは、誰も考えたことのない斬新な発明だけを意味しません。

素人で始めた人が、他の人がやっていないちょっとした工夫を施すことも、立派な「ジョブ・クリエーション」です。

たとえば熟年向けに「イメージコンサル」をするとき、「心の持ち方」までお教えする。

しかもその「心の持ち方」は、他の人がやっていない切り口から教える。

こういうことだって、新しい仕事の創造に十分なります。

だから、あまり難しく考えないでください。

腕組みしてるより、やるべきことは「リサーチ」です。

「リサーチ」に関しては、『富伝道ランド』のなかにいくつも記事を書いていますから、これはあとで読んでおいてください。

一言で言えば、「人の困っていることをリサーチして、それに答えれば、十分仕事として成り立つ」ということです。


◆ブログを書く習慣づくり

さて、そんなあなたにブログを成功させるうえで、もう一つ大事なことを述べておきます。

それは、「コツコツ記事を書き貯める習慣をつくる」ということです。

毎日の生活の中に、「ブログを書く」という習慣をつくってしまうことです。

「時間がない」などと愚痴を言うのでなく、「時間をつくる」ことです。

そのためには、一日の中に「ブログを書く習慣」をつくればいいのです。

ちなみに私は毎朝起きたらすぐ朝風呂に入り、そこで書くテーマを思いついたら、風呂から上がってすぐ一記事書くのが習慣です。

毎日そうしていますので、それが習慣になって、いまでは楽にできます。

逆に、やらなければ気持ちが悪くて仕方がありません。

習慣をつくるには三週間必要といわれます。

でも私の体感レベルでは一週間続けると、もう習慣の力が働き始めます。

この「智慧のアウトプットを習慣にする」ことが、きょうの大事なアドバイスのひとつです。


◆誘引をつくれ

そして、この「智慧のアウトプット体制」をつくるのに一番いいのは、「先に智慧のアウトプット・ステージを造ってしまう」ことなのです。

明日、ステージで喋らなければならないから、今日が充実するのです。

明日、ステージから観客を喜ばそうと思うから、今日、いろんなことを仕込むのです。

明日、ステージで机上の空論を言いたくないから、今日、いろんなことをやってみるのです。

だから、「先にステージをつくっておきましょう」と言っております。

ブログをつくれば、あなたの智慧のアウトプット・ステージができるのです。

先日実施したアンケートでは、受講者のみなさまのうち2割の人がすでにブログを開設しています。

残りの8割の方はまだブログを開設していません。

つまり、2割の人は曲がりなりにも(失礼)、自分のステージを持っていますので、明日のステージのためにきょう何かを発想しておこうと誘引が働いています。

「誘引」とは、「何かをやろうとする引力のようなもの」です。

しかし、8割の人はまだステージがないので、この「誘引」が働いていません。

だから、とにかく最初に「誘引」をつくってしまうのです。

たとえば、セミナー上手な人は、先に会場を押さえてしまうものです。

会場を押さえてからセミナー企画をつくり、集客して、当日に間に合わるのです。

私も先にこの「特別メールセミナー」をやることを発表し、それから内容をつくっています。

それと同じで、ブログ上手な人は、「先にブログをつくってしまう」のです。

ブログをつくってから何を書くのか考えて、思いつくところから書き始めるのです。

それでいいのです。

誰だって初舞台はそんなものです。

初心者にとって、「自分はステージを踏んだ」という既成事実はとても大事なものだということです。

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