やってのける力が必要なのだ
遠江(とおのえ)です。
私は常々「智慧を富に変える」という理念を掲げ、「まず智慧のアウトプットから始めよう」ということをお薦めしています。
すると今度は「富に変える」ための方法がわからなくなると思います。
そこできょうはその部分の智慧をお話してみたいと思います。
智慧を富に変えるためには、「やってのける力」が必要なのです。
はっきりいって、かなり多岐にわたることをやってのける必要があります。
では、どういうことをやってのける必要があるのかを先にまとめます。
◆智慧を富に変えるためにやってのけるべきこと
1、智慧をアウトプットして一定以上のかたまりをつくること
2、引き寄せられてきた人たちをくわしくリサーチすること
3、引き寄せられてきた人をリスト化して別途教育に入ること
4、浮かび上がったニーズに対応し、自分の智慧を再構成して商材をつくること
5、その商材をリストに売ること
この5つのことをやってのければ、智慧は富に変わります。
「1」番は「智慧のアウトプット」そのもののように思うかもしれませんが、これを書き貯めて百とか二百とか三百のかたまりをつくるには、「やってのける力」が必要なのであえて入れました。
ですから「智慧をアウトプットすること」自体はひじょうにシンプルな努力ですが、「それを富に変える」ためにはいろんなことをやってのけねばなりません。
さらにいえば、これら5つのことを成し遂げるために、無数の細かいことを一つひとつ片付けていかねばならないのです。
しかし、いったんこれらの仕事を全部回せるようになった者は、必ずこう云うはずです。
「で、やっぱりいちばん大事なのは智慧そのものの量と質だ」と。
つまり、「智慧を富に変える」旅とは、シンプルに始まって、途中で複雑になり、最後はまたシンプルに戻るのです。
こういうイメージを最初から持っておいてください。
そして、途中で複雑になることを恐れすぎないでください。
こんなものは一つひとつ片付ければ済むだけの話なのです。
ただし、正しいやり方を学ぶために投資しないと、莫大な時間を浪費することになるので、お金で時間を買うことだけは忘れないでください。
お金のない人は、時間をかけて試行錯誤することを覚悟しておくべきです。
◆1〜3番の解説
では、それぞれをもう少しくわしく解説しましょう。
「1」番はブログに記事を書きためるイメージでかまいません。
テーマを決め、それに関する自分の智慧を千二百から二千文字ぐらいの分量で、最低百、ほんとうは二百、できれば三百以上書き貯めていきます。
簡単に書きましたが、「テーマ決め」も「智慧出し」も「書き貯め」も、努力の習慣化が要ります。
智慧のアウトプットには、習慣化した努力が不可欠であることを言っておきたいと思います。
「2」番の「リサーチ」は、少し説明が要ります。
まず、「引き寄せられてきた人たち」というのは、あなたのブログを繰り返し読みに来てくれる人たちのことです。
そういう人たちは、あなたの発信する智慧の何かが気に入って、集まってきてくれたわけです。
しかし、あなたのほうはまだどんな人なのか知りません。
そこで、リサーチするためには、個別にアプローチして、お話を訊く機会をつくる必要があります。
そこで、「どういうところがおもしろかったのか」とか「将来なにを目指しているのか」とか「いま何に困っているのか」ということを訊いていくわけです。
見込み客のニーズをリサーチすることを、やってのけねばならないのです。
「3」番の「リスト化」は、ブログを読みに集まってくれた人たちの「メルアド」を取るということです。
通常は、プレゼント付きでメルマガ登録をしてもらい、リスト取りをします。
このリストをコツコツ増やしていき、最初は千を、ほんとうは一万を、できれば三万リストまでは取っていきたいところです。
また補完するものとしては、フェイスブックやツイッターなどのSNSからもブログにアクセスを集めます。
ブログ集客だけでそこまで行くのは時間がかかりすぎるので、収入に応じて、広告を出してリスト取りをします。
いずれにせよ、見込み客リストをどれだけ持っているかが、富を得る額に直結します。
◆4番の解説
「4」番の「商材づくり」とは、「売るもの」をつくることです。
この「売りもの」は、「1」番でやってのけた「智慧のストック」からつくります。
「2」番でやってのけたリサーチから「見込み客のニーズ」を掘り起こして、それに応える智慧の塊をつくるのです。
断片的な智慧を、あるテーマに基づいて体系化するということです。
それをたとえば「セミナー」というかたちにしたり、「コンサル」というかたちにしたり、「情報商材」というかたちにして、値段をつけるわけです。
その際に、「1」番の智慧のストックで足りなければ、新たに智慧を書き足したりします。
そうやってお金を取れる商材をつくりあげていきます。
この商材が魅力的かどうかは、売れ行きとリピートを左右しますので、決して手は抜けません。
断片的なコンテンツを、一つのコンセプトのもとに並べ替え、ストーリーをつくって成果を上げるわけです。
それを支えるものとして、普段から智慧のアウトプットをして、それを貯金のように貯めていくことが大きな力となるのです。
◆5番の解説とまとめ
「5」番の「販売」は、つくった商材を売ることです。
「これはどういうもので」、「どこが優れていて」、「なぜあなたにとって必要なのか」ということを、説得的に言う必要があります。
「販売」そのものは、5つほど秘訣がありますので、最後にリンクを貼っておきますから、そちらの記事から学んでください。
ということで、やってのけるべき5つのことを解説してまいりました。
ほんとうにやることがいっぱいあります。
そして、一つとして手を抜くと、全体が回らなくなって成果が出ないという厳しさがあります。
しかし、それを恐すぎる必要はありません。
もう一度繰り返しますが、最後に勝負を決めるのは、自分の発信する智慧の質と量です。
それを富に変えるための様々なことは、複雑は複雑ですが、やってやれないことはありません。
ただ、やり方を間違うと、ものすごく時間をロスしますから、効果的なやり方を学ぶために投資して、お金で時間を買うことをお薦めします。
私も何百万円も投資して、ノウハウを買って今があります。
この「やってのける力」とは、才能というよりガッツです。
「絶対にやってのける」という念いがある意味すべてです。
そして、実際にやってのけるには、コツコツとした努力精進が必要なのです。
それではまた。
参考記事
↓
販売の極意5ポイント