江遠からの反論
江遠だ。
いま遠江が「ポケモンGO集客術」というコンテンツを発売しているが、私の方からはそのアンチテーゼを書いておこう。
「アンチテーゼ」とは、ある主張にたいする対立命題のことだ。
なぜそれを書くか?
ビジネスに「集客」が大事なのはまったくもってその通りだが、商品を持っていない者が集客したってそれはナンセンスだからだ。
だからまずブログに百記事書いてから、と考えている者もいるだろうが、必ずしもそれは正しくないんだな。
ブログに記事を書き貯める一番の目的は、アクセスを集めて集客するということを知れ。
だからこれだって集客なのだよ。
いま私が言っているのは、集客の前に商品を持っていなければ、ピント外れな人ばかり集めることになるということ。
つまり、まず最初に売りものをつくれと言っている。
◆マインド転換
ここで「まだ自信がない」などと言う者がいれば、
では、稼がないと食べていけない状況にいま自分がいると想定してみよ。
自信があろうがなかろうが、このまま手をこまねいていたら、あなたは餓死するだけだ。
そこまで追い込まれたとイメージしてみなさい。
商売で成功する者は、みんなそこからスタートしていることを知れ。
餓死するのは嫌だから、いま自分の持っているものでなんとか売りものをつくるしか仕方ないのだ。
で、それも3,000円とか5,000円の商品をつくるのではなく、30万円のものをつくってみよ。
いいかな。月収百万円を実現したければ、3,000円や5,000円のサービスしか持っていなければ、それは無理なのだ。
月に200人とか300人もサービスできるわけがないだろう?
だから、石にかじりついても高額商品をつくらなければならないのだよ。
このマインド転換が、稼げるようになるために最も大事なことなのだ。
◆高額商品のつくり方
もしあなたがコーチ・コンサルをして30万円いただくなら、それは一回だけのサービスでは難しいだろう。
だったらまず半年間のサービスを考えてみなさい。
半年間個人アドバイスをして、相手に成果を上げさせるサービスを構築するのだ。
そのとき必要なのは「オファーを強くすること」だ。
「オファー」というのは提案のことであり、端的に言えば「これだけのサービスをしてくれるなら30万円はやすいよな」と思ってくれるようなものが「強いオファー」だ。
いろいろな角度からメニューを考えなければならないだろう。
美容院でもカットして洗髪してヘッドスパして、さらにイメージアップのトータルアドバイスをするから高いお金をとれる。
このオファーの強いメニュー作成にアイデアを絞らなければならないのだ。
はっきりいって一介の主婦やリタイア後のビジネスマンが、短期間で月収百万円を達成しているとき、オファーの強い高額商品を考えついた者だけが成功しているということを知れ。
そこに今の自分の意識と大きなギャップを感じるなら、それこそが乗り越えなければならない課題なのだ。
◆集客・教育・販売
で、なんとか30万円の高額商品をつくったとする。
さぁ、ではどうやってそれをセールスするか、これが次の課題になるわけだ。
ここではじめて「集客」の課題が登場する。
そして、30万円の高いハードルを越えていくために、「集客」と「販売」のあいだに「教育」をかまさなければならない意味に心底気づくのだ。
つまり何らかのきっかけで自分がコンタクトを取れるようになった見込み客に、有意義な無料情報を与えて信頼してもらうというフェイズ(段階)が要るということ。
それは遠江が出しているメルマガを見れば一目瞭然だろう。
あれも自分の売りものを持っていて、そこから逆算して、十分な信頼を得るために智慧をアウトプットしている姿なのだ。
ただやみくもにちょっといい話をしているだけではないからな。
で、そんな努力を重ねていると、ネットで売れる前にリアルで売れる経験をするだろう。
ブログやメールを読んで購入を決意する人よりも、対面で薦められて買う人のほうが圧倒的に多いわけだよ。
だから関心のある人をつかまえる「集客」がとても大事になるわけだ。
◆まとめ
今日のポイントは「集客」の前に「商品」をつくれ、ということ。
その「商品」は高額なものからつくれ、ということ。
そのために「アイデア」が必要だということ。
そのアイデアは「富伝道ヴォイス」から学べばよい。
音声の中にいっぱい発見が入っていて、その「発見のセンス」こそアイデアの種だからだ。
どこに「発見」があるのか?
どこに「アイデア」が入っているのか?
そう思って聴き直してみることをお薦めする。