富を得る文章力
遠江(とおのえ)です。
文章力について書く3回目ですね。
昨日は表題を【文章力】にしていましたが、長いので【B】と省略することにします。
さて、お断りしておかなくてはならないのは、ここでいう「文章力」とは日記や小説を書くためのものではなく、
「富を得るための文章力」だということ。
それを一般的にはビジネス文だとかコピーライティングと呼ぶのでしょうが、
どうもネーミングがしっくりきません。
そんな無味乾燥な、真理価値の低い文章について話したいわけではないのです。
そうではなく、これは私の造語になりますが、「富伝道ライティング」とでもいうべきものが、私の伝えたいことだと思ってください。
富伝道をするための文章力が、富伝道ライティング。
これは他に教科書がありませんから、私がつくるしかないでしょう。
◆いずれ必要になるスクール形式
教科書づくりといっても、
このメルマガでは、読者とやりとりしながら思いつくままに話を進めたほうがおもしろいと思います。
体系として組むのはそのあと、ということですね。
最初からきっちりやろうと思いすぎると、固くなりますから。
いずれ「富伝道ライティング」をマスターして実際に使えるようにするには、スクール形式のようなものが必要になるでしょう。
教えを学んだあと、自分で書いてみて、的確なフィードバックを受けなければ、なかなか文章は上達しないからです。
今はその前段階ですから、気楽に楽しんでもらえばいいですよ。
ただ、中にはこれを読んでいるだけで、何かに目覚めて、長足の進歩を遂げる方がいるかもしれません。
ここに書くことは、すべて私自身が実践して、成果を上げてきたものに違いないからです。
◆何をテーマにすればよいか
さて、富を得る文章力についてです。
アンケートの戻りを見ると、半分ぐらいの方が「書くネタがわからない」とお困りのご様子。
実際はもっと詳しくニーズが書かれていましたから、今後できる限りお応えしていきますね。
ただ大まかには、「富を得るために、何を書けばいいのか教えてほしい」ということでした。
私の答えはこれです。
━━━━━━━━━━━━
自分でやってのけたことをテーマに書く。
━━━━━━━━━━━━
これがお金の取れる文章になるでしょう。
人の受け売りだけで富は得られません。
オリジナリティが欠けているからです。
もちろん己の体験を書くだけでは、種が尽きるので、
ベースとしていろいろな勉強はあっていいです。
でも、自分でやってのけていないことを書いても、基本、たいした価値はありません。
◆富伝道ライティングの扱うべきテーマ
さらに言うなら、その「やってのけたこと」は、人のため、社会のためになることがふさわしい。
人を幸福にし、繁栄させるものでなければ、富伝道とは言えません。
だから、有意義なことで、自分でやってのけたことを書く。
「これは正しい」と思えて、しかも自分でやってのけたことだからこそ、確信を持って書ける。
それでこそ文章を書くのが喜びになります。
まだそのテーマが決まらなくてもかまいません。
「まずはそういう考え方をとるのだ」と思ってください。
持続した思いは現実化するのであり、すべては思い一つから始まるのですから。
そう。「よきことで、自分でやってのけたことを書く」。
この方針を立てるのです。
◆初心者の練習方法
では、「まだ、そういうものがない」という場合、どうすればいいのか。
初心者はどこから始めたらいいかをお話ししましょう。
何をテーマに書く練習をすればいいのか、ということですね。
私がお薦めするのは、
━━━━━━━━━━━━
小さくてもいいから、何か有意義なことで、自分でやってのけていることを、
まだそれができていない人に教えるつもりで書く。
━━━━━━━━━━━━
ということです。
━━━━━━━━━━━━
1、すでにやれていることで、役に立つことを一つ選ぶ。
2、そのコツを、まだやれていない人向けに語る。
━━━━━━━━━━━━
何もないとは言わせません。
自分にだってすでにできていることはいろいろあるでしょう?
たくさんの人がやれている平凡なことでも、構わないわけですから。
それでも、まだやれていない人だって、どこかにいるでしょう?
そういう人向けに、コツをわかりやすく・おもしろく伝えてみる。
自分だったらどんなテーマを選ぶか、考えてみてください。
私だったらいっぱい思いつきますよ。
◆たとえばの事例
たとえば、ものすごくベタなところでは、
・日本に初めて来た人のために、スーパーマーケットでの上手な買い物の仕方を書いてみる。
というのもありでしょう。
私なら、俯瞰法で、まず3つの論点を出すとしたら、
(1)スーパーの店内をグルッと回って、どこに何があるのかをリサーチする。
(2)献立を考えながら、必要なものを、無駄のないルートを通りながらカゴに入れていく。
(3)レジでお金を払うときは、お釣りが無駄に溜まらないよう、上手な小銭の出し方をする。
こう整理して、あとはチューブ法で、流れるように文章を書いていきます。
こういうやり方なら、「自転車の乗り方」でも「本の読み方」でも「メルカリでものを売る方法」でも、
いろいろと論点出しができるdでしょう?
そして、テーマと論点が決まったら、書いてみることですよ。
誰かに読んでもらえれば、尚やりがいが出るでしょう。
◆きょうの結論
いろんなテーマでこういう文章が書けるようになれば、
富を得る文章の世界が、徐々に見えてくるでしょう。
また、一つのテーマでも、いろいろな切り口で複数の文章が書けるようになるはずです。
そうなればしめたもの。
文章を書くことで、人のお役に立って、お金を稼ぐことができる。
これは素晴らしいことですよ。
私もそうやって、自由な時間を使いながら、こうやって文章を編んでいます。
そして、文章が書ければ、人前で喋ることも、個別にアドバイスすることも、やがてできるようになるのですね。
内容がつくれれば、応用展開は可能ですから。
つまり、文章力を磨くことで、もっと広い世界に出ていけるということ。
あなたは居ながらにして、無限の可能性に緒戦できるのです。
それがきょうあなたにお伝えしたいことですね。
エクササイズを兼ねて、次のアンケートをやってみてください。おもしろいですよ。
http://03auto.biz/clk/archives/yytgvj.html