富を得るためのお金の使い方

遠江(とおのえ)です。

ものごとは入口が出口になることが多く、たとえばマイクはスピーカーになり、本読みは本を書くようになるように、両者はつながっているというのがひとつのミソです。

このブログの読者は「富」に関心があると思いますが、それも同じで、お金を得ようと思えば、お金の使い方を知らないといけないのです。

経営学ではお金を儲けるより、お金を遣うほうが難しいというぐらい、実は智慧のいるものですし、差がつくものなのです。

◆消費と投資

これはロバート・キヨサキが言ってから、かなりポピュラーになりましたが、確かに「貧乏人は消費にお金を遣い、お金持ちは投資にお金を使う」というのは真理です。

「消費」の定義は、「いくら遣ってもリターンを生まないお金」ということですし、「お金儲けの種にならないもの」といえばもっとはっきりします。

「投資」の定義はこれと逆で、「遣うことによってリターンを生むお金」のことであり、「お金儲けの種になるお金」です。

つまりこの時点で、自分でお金儲けができない給料生活者の多くは、消費しかせず、投資をほとんどしないことになります。

消費というのは、たとえば服、食事、家、車、宝飾類、時計、旅行、などのことであり、いくら遣っても富を増やすことにはつながりません。

投資のほうは、有用な勉強、事業資金、株、土地、人脈形成、といったものであり、やがて大きな富を得る仕込みになるものです。

そして、単なる給与生活者やその家族は、そもそも「投資」について勉強していないので、一生「消費」にだけお金を遣って終わります。

ですから「その人のお金の使い方」を見れば、一発でその人がどういう人であるかがわかります。

お金の使い方には智慧が必要なのです。

◆貧乏から抜け出すお金の使い方

では貧乏な人がそこから抜け出すのに、一番いいお金の使い方とは何でしょうか。

それは、「富を得るための学びに自己投資する」ことなのです。

金儲けの勉強にお金を使うことです。

なぜなら、日本の学校教育では「富の得方」は教えてくれませんので、自分で教材や先生を見つけてお金を出して学ぶ以外に手はないからです。

どこにいい教材があり、どこにいい先生がいるかを探すのにも投資することです。

どれが自分にあっているいいものなのか、そう簡単にはわからないからです。

ここにお金を使える人だけが、お金持ちの世界に入る資格を得ます。

そして、そこで「智慧を富に変えるための智慧」を学ぶべきです。

◆私の例

私も富の勉強にはお金を使ってきました。

最初は本もたくさん買って読みました。

それからネットで情報商材もけっこう買いました。

それは本に書いていない情報を得るためです。

さらに「これは」と思った人のセミナーにもいくつか参加しています。

直に会わないとわからないことはいっぱいあるからです。

さらに「この人だ」と思った人の弟子にもなって手足として働く経験も随分しています。

ほんとうにできる人というのは、使われてみてはじめてその本領がわかるからです。

こういう社会に出てからの勉強にお金を使ってはじめて、富を得る智慧が身につくと思ってください。

だから、それをしたことのない多くの人は、一生大した富を得ることなく終わるのです。

◆富を得る智慧の素晴らしさ

「富を得る智慧」は、いったん手に入れると、あらゆる経験を富に変えることができる素晴らしさがあります。

たとえば、さきほど「消費」の例として、「服、食事、家、車、宝飾類、時計、旅行」などを挙げましたが、
いったん「富を得る智慧」を身につけると、この消費が投資に変わることが十分ありえます。

つまり、誂(あつらえ)の服を買った、高級料理店で食事をした、いいマンションに住んでみた、などという経験がすべて智慧に昇華され、それをマネタイズ(富に変換)することができるからです。

その世界に入ると、付加価値生産力が飛躍的に上がりますので、あらゆる消費を投資に変えることができるのです。

これが「現代の錬金術」です。

現代の錬金術は、あなたを別次元の豊かな人生に連れて行きます。

それはいろんな経験をすればするほど智慧を得て、それを富に変えることのできるおもしろい世界です。

◆時間を買う

そして、この段階まで来た人にお薦めなのが「お金で時間を買う」ことです。

智慧は無限ですが、人生の時間は有限なので、自由に使える時間を増やす必要があるのです。

時間短縮に使うお金は善だと考えてください。

2時間かかるところを1時間で済ませられるなら、お金を使うべきです。

自分でやらなくてもいい仕事に時間を取られていると感じるなら、その仕事をお金で他に振るべきです。

自分の分身をたくさん増やして大きな仕事をすることも、自分の時間の拡大になりますから、投資をすべきです。

時間は一定のものではありません。お金のかけ方によって伸び縮みするものなのです。

Time is money(時は金なり)であると同時に、Momey is Time(金は時なり)も真理なのです。

◆まとめ

お金の使い方がうまくなると、お金の儲け方もうまくなります。

富は、富をよく使える人の元へ集まってくるのです。

人は、人をよく使える人の元へ集まるのと一緒です。

そして時間も、時間をよく使える人の元へ集まるのです。

実は、富と人と時間は密接に関係しています。

そしてすべてはいま持っているお金をどう使うか、というところから始められるのです。

お金を使いこなしましょう。

お金は、お金をよく使える人の元へ集まってくるのです。

そして、すべては「富を得るための学びにお金を使う」ところから始まるということを忘れてはなりません。

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