入口思案を断つ方法

遠江です。

世の中にはいつまで経っても入口から中に入れない人がいます。

これが入口思案です。

きょうはこの対策を打ちます。

なので、思い当たらない人はこの記事の対象外ということをご了承ください。

きょうの記事は「自分もそうかな」と思う人だけのために書くものです。

ひょっとしてきょうが最後になるかもしれない、と思って書きますので、真剣にお読みください。


◆慢性悩み症に陥るな

で、「入口から中に入る」とは「行動を始める」ということと同義だとここでは捉えてください。

入口から中に入って行動を始めるとき、どうすべきか?

一定の時間「入るかどうか」を吟味することはあってよいですが、いつまでも入口付近で思案することはまったく薦めません。

逡巡している時間をなるべく減らしましょう、ということですね。

なぜなら、迷いすぎることは人生の時間の浪費になるからです。

ほんとうは決められないだけ、というケースが多いはずです。

リスクを取って決断できないから、悩み続けるのです。

決められない人は慢性的にいつも悩んでいます。

それは深層意識で悩みを愛しているのと同じ、だということに気づいてください。

風呂から出たいのだが、出ると寒い。しかしじっとしているとだんだんお湯が冷めてきてそれも少し寒い。

だから風呂から出たい。でも出ると寒いので、凍え死ぬかもしれない。しかしじっとしているとお湯が冷めてきてそれも寒い。

だから出たい。でも…。

こういう堂々巡りを延々とやるだけでは永遠の地獄にいるのと同じです。

いつまでも同じ淀みの中をぐるぐる回り続けたいですか?

そして貴重な人生の時間を浪費するつもりなのでしょうか。

「いいかげんにしなさい!」と親鳥から叱ってもらわないと、こういう慢性悩み症の人は救われません。


◆見切る力

いえ、別に中に入れと強制しているわけではないのです。

入るも入らないもあなたの自由です。

ただ、中に入らないのだったら、その入口から離れて別の道を探すべきでしょう?

いつまでも入口で思案しているために親鳥がそちらの世話に追われて、すでに中に入っている子たちへの世話がおろそかになってしまいます。

別に「アメブロ起業塾」に入ることだけを言っているのではありません。

「ブログを開設しよう」とか「あなたの智慧を文章にしてみよう」ということも含みます。

「やるべきだ」とあなたが判断したあらゆる「行動」全般について言っているのです。

「やる」か「見切りをつける」か、どちらかを判断すべきなのです。


◆「時間がない」

で、見切りをつけるのは忍びないという場合。

それでもなかなか行動に移れない原因の最たるものは何か?

その入口議論の中で最も多いのが「時間がない」という理由です。

今回みなさまの「お困りごと」をリサーチして圧倒的に多かったのがこれでした。

智慧をアウトプットして富は得たい。でも時間がない。でもこのままではいけなくて、もっと収入を得たい。でも忙しくて時間がない。でもなんとかしたい…。

また淀みの中でのぐるぐるが!?

こんな感じの「困った」がたくさん寄せられてきたのです。

「時間がない」というのを理由にしている方がほんとうに多い。

でも、こういう方々に私は問い直してみたいのです。

ほんとうですか?ほんとうに時間がないからできないのですか?と。

というのは、仕事で「時間がない」と言っている人に仕事のできる人はいない、という有名な教えがあるからです。

つまり「時間がない」というのは「仕事ができない」ということと同義なのです。

だから「時間がない」と言っている人を追跡調査してみると、無駄な時間をいっぱい過ごしていたという結果になりがちなのです。

ひょっとすると、こういう人にはショック療法が最適かもしれません。

「それやらないと死ぬよ」とダイナマイト付きで課題を渡したらいいのです。

そうしたら必死で取り組みません?

「時間がない?じゃ死ねば」と突き放せば、アッという間に時間をつくったりして。(笑)

意外とそんなものです。

だから「時間がない」というのは手際が悪いだけで理由にならない、ということを知ってください。


◆代償の法則

では、手際は悪くないのに、それでも時間がない場合はどうするのか?

そのときは代償の法則を使います。

つまり、「何かを得るために何か代償を差し出す」ということです。

ほんとうにブログに文章を書かなければ生きていけなくなったらどうしますか?

何かの時間を削ってでも、ブログ執筆の時間を確保するでしょう。

そのとき何の時間を削るのかを決めることです。

「何か新しく始めるためには、何かをやめなければならない」これが行動するための代償の法則です。

とすると、「時間がない」と言って行動できない人は、「代償を払うことを嫌がっている欲張り」なのかもしれません。

「タダでそれください」と言い張っているわがまま者と言ってもいいでしょう。

何の代償も払わずに得ようとするから、大宇宙の法則通り、行き詰まっているだけ。

こう悟れば道は見えてきます。


◆準備計画の注意点

もちろん、今すぐは先立つモノがないので準備する計画に入る、というのはありだと思います。

あるいは、今すぐは時間がつくれないが、徐々に切り替えてできるようにするという準備計画があれば、それはそれでいいと思います。

「計画して行動に入る」のは、すでに入口思案から抜け出たことを意味しますので。

ただ注意点は、「準備している」というのを入口思案の巧妙な言い訳にしないことです。

「準備している」と称して結局何もしない人がけっこういらっしゃいます。

原稿用紙を前に「構想中だ」と称して、ついに作品を書かなかった小説家もいるようです。

だから「準備」を「行動」しない隠れ蓑に使ってはなりません。

「着実にお金を貯める」、「それをやめて時間をつくる段取りに入る」という「行動」に入ってください。

そして、なるべく準備は時間短縮しましょう。

というのは、こう言ってはなんですが、ほんとうにできる人はやはりその場でやってしまうことが多いからです。

起業においては「ノリのいい人」がだいたい成功します。

慎重居士な人は意外と起業家としては成功しないのです。

そういう人は公務員とか事務員といった、ミスをしてはいけない仕事のほうが向いています。

なぜなら、起業は煎じ詰めると何が成功するか読み切れない部分が残るので、とりあえずやってみて試行錯誤する必要があるからです。

あるいは物事には「旬」というのがあって、準備に時間をかけ過ぎると、旬が過ぎてしまうからです。

だから起業においては拙速であっても「速い人」のほうが成功しやすいです。

スピードが早い人のほうが、遅い人より勝ちやすいことを知ってください。


◆「もう少し様子を見よう」という考え方

この「準備が遅い」というのに近くてよくある考え方に「もう少し様子を見よう」というものがあります。

まだその入口が本物かどうかわからないので、もうちょっと吟味してから入るかどうか決めよう、ということですね。

これに一定の智慧がないとは申しません。

出会い頭にした判断が、しばらくしたら間違っていたということはあるからです。

ただ、それにも一定の限度があって、「これだけ様子を見たら十分でしょう」という許容範囲を超えると、遅くて失敗する組に入ります。

たとえばこの「富伝道メールセミナー」は今回でもう40通目で、一通目からもう二カ月経っています。

これでまだ様子を見足りないというなら、たぶんあといくら見ても同じだと思います。

なので、そろそろ決断してください。

「入場するか」「見切るか」「準備に入るか」という「決断」です。

そして繰り返しますが、準備は時間短縮すべきです。


◆「諦める」という最後の解決法

で、「どうしても今やっていることはどれもやめられない」という人の解決法です。

あるいはどんなにがんばっても先立つモノは用意できないというケースも含みます。

そういう場合の解決法はこれです。

「諦めなさい」。

いつまでも未練たらしく思案してるのでなく、諦めるべきです。

最後は「諦める」という決断ができなければいけない。

諦めてその場を離れましょう。

無理であることがはっきりしたのなら、いつまでも執着せずに、さばさばと忘れるのがいちばんです。

「見切りをつける」ことも幸福になるための大事な方法です。

「これは自分は無理だな」と思えば一つのドアを閉めるべきで、そうすれば別のドアがまた開くのです。

いちばんよくないのは、開かないドアの前から立ち去りがたく、したがって新しいドアも開かずという、どっちつかずの状態にいることです。

ダメとわかれば捨てて、次の道を探しましょう。

別にそれを失敗と呼ばなくていいですから。


◆天国的生活の実際

で、「永遠のぐるぐる」も「諦める」のも厭だとおっしゃる方は、入口から中にお入りください。

「自分はこの入口から中に入る」と決意して行動するのです。

するとあなたは、「決断と行動の世界」の住人となります。

これがチャンスの女神の前髪をつかんだ人の来る世界です。

がんばってほんとうの成功者になってくださいね、という天使の祝福が聞こえることでしょう。

ここはいいと思ったことは決断して、すぐにやってみる世界です。

だからどんどん結果が出て、それを励みにしてもっとやれるようになります。

あるいは「これは自分に必要ないな」と思ったら、すぐにやらない決断をして悩まない世界です。

「彼には必要だけど、自分には必要ないので、それはやらずに自分はこれをやる」ということがスマートにやれる大人の世界です。


◆成功者の町

そして互いに独立していますから、会って楽しく話して楽しい、いい友だちがたくさんいます。

みんな智慧をアウトプットするスタイルで多額の収入を得ていますから、時間的に自由だし、経済的にも自由です。

ですからやりたいときにやりたいことがやれるし、行きたいところへ行けるという束縛のない世界です。

もちろんみな原因結果の法則は腑に落ちていますので、よく学びますし、よく努力をします。

だからここに貧乏人は一人もいません。

昔貧しかった人はいますが、「決断と行動」で乗り越えてきたので、いまでは笑い話になっています。

そしてみんな人の役に立って世の中をよくしていくことに、強い情熱を持っています。

理不尽なものに対しては徹底的に戦います。

そういう意味で明るくて気のいい人達ばかりですが、やるときはやる武士道のようなものをみんな持っています。

やはりいざとなったら自分のことは自分で守れる精神があるので、逆に安心して生活できるのですね。

最初はあなたも新参者でしょうが、やがて堂々たる成功者の町のリーダーになっていただきたいと思います。

もしあなたがこういう人生をお望みでしたら、決断して入口から中にお入りください。

われわれは両手を差し伸べてあなたをお迎えしますし、協力しあって素晴らしい世界をつくりましょう。

ちょっとショック療法的でしたが、こういう隼型教育もあるのだということを知っていただければ幸いです。

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